【菌のプロに突撃】

“菌の隠れ家”って何?

雨の日や部屋干しなど、お洗たくで何かと気になる「菌」について。汗のニオイやお洗たくの生乾き臭、お風呂のピンク汚れなど、「菌」の研究を重ねた花王が発見した、衝撃の真実とは?!「アタックZERO」開発者と真相に迫ります!

中古場さん

ファブリックケア商品開発部

2020年より、衣料用洗剤「アタック」の商品開発に携わる“菌のプロ”

「菌」は乾いたところにもいる!?

花王PR担当NAOMI:お洗たくで何かと気になる「菌」について、「菌」のプロ集団の代表、中古場さんに話を聞いていきたいと思います。

まず「菌」と聞くと、ジメジメしたところにたくさんいるというイメージがありますよね。逆に乾いたところ、サラッとしたところにはいない感じがあります。

中古場:実は、一見乾いているように見えるタオルにも菌が固まって存在しているんです。菌はわずかな水分と温度、栄養があると繁殖します。私たちが調べた結果、菌が繊維の中で「隠れ家」をつくって存在していることを突き止めたんです。


“菌の隠れ家”となる「バイオフィルム」とは・・?

NAOMI:「菌の隠れ家」?それはどのようなものなのでしょうか?

中古場:排水口などにある、あのヌルヌルとしたものが「菌の隠れ家」です。正式には「バイオフィルム」と言います。身の回りの色々なところに存在していて、例えば、お風呂のピンク汚れもそのひとつです。

NAOMI:そのような、あちこちで悪さをしているバイオフィルムが繊維の中にもあるんですか?

中古場:実際にスマホにつけたレンズでタオルを覗いてみると、タオルの糸の奥に色がついているものが見えます。それが「バイオフィルム」。さらに共焦点レーザー顕微鏡で観察した画像がこちらです。

NAOMI:えっ!これがバイオフィルム!それが、タオルの中にあるというのは衝撃的です。

中古場:はい、バイオフィルムは菌自らが出す粘着性の高いネバネバした塊です。菌たちが自分たちを守る“隠れ家”を作っていて、これが黒ずみやニオイなどの発生源となっているんです。

  • 菌自らが生成する多糖やDNAタンパク質の複合体


“菌の隠れ家”にはどう対処すればいい?

NAOMI:この“菌の隠れ家”をどのようして見つけたんですか?

中古場:ひたすら顕微鏡で調べました。お洗たくの悩みを解決するために、研究チームが自分の肌着やタオルを使って調べ始めたのですが、最終的には一般家庭のリアルな洗たく物も集めて解析し、繊維の中にバイオフィルムがあることがわかったのです。

NAOMI:かなり地道な、根気のいる作業ですね。さすが菌のプロ集団。

また、私は「天日干し」最強説というものを信じていてるのですが、天日干しであればバイオフィルムにも対処できますか?

  • 個人の見解です


中古場:残念ながら対処できません。

NAOMI:それでは、除菌洗剤は?

中古場:天日干しでも、除菌洗剤でも、また酸素系漂白剤でも、全部ダメなのです。一度バイオフィルムができてしまうと、通常のお洗たくでは落とせないんです。

  • 当社除菌洗剤・酸素系漂白剤

NAOMI:では、どう対処したらよいのでしょうか?

中古場:実は私たちチームは、この“菌の隠れ家”に対処する製品を開発しました。それが新しくなった「アタックZERO」です。「アタックZERO」は、ニオイや黒ずみの発生源となる“菌の隠れ家”に対処するんです。

これで洗たく悩みが少しでも無くなってくれると嬉しいです。私たちの自信作、ぜひお試しください!

NAOMI:告知があざとい!さすが開発担当。


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