
「将来のことを考えなきゃ」と思いつつも、忙しい毎日の中でつい後回しにしてしまうことはありませんか?
「本当は考えたいのに、なかなか時間がとれない」、「どういうことから考え始めたらいいのかわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで花王は「自分が【心地よく生きる】ための設計図をつくろう!」をテーマに、ライフデザインワークショップを実施しました。
今回は、このワークショップにかける想いとその様子をお伝えします。
こども家庭庁の調査(※1)では、未婚の若者の約50%が「結婚が自然なこととは思わない」と回答するなど、若い世代の間でライフイベントに対する価値観が多様化している実態が示されています。
人生の選択が一様ではないからこそ、一人ひとりが自分らしいライフデザインを描いていく視点が、これまで以上に大切になっていると感じます。
(※1)こども家庭庁「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」(2024)
一方で、ライフスタイルについて考えようと思っていても、仕事や生活に追われる中では、つい後回しになりがちですよね。
そこで、ライフデザインを少しでも身近に感じてもらえるように、「自分にとって心地いい幸せ」や「これから大切にしたい価値観」を見つけていく体験型プログラムとして、いくつもの可能性を描きながら「今の自分にフィットする生き方」をみつけていく時間を提供したいと思いました。
そして、自分が思い描くライフデザインを実現するためには、その土台となる心身の健康状態も大きく関わってきます。
特に女性は年齢やホルモンの変化によって、ライフデザインをその都度考え直す機会も多いですよね。
経済産業省の調査(※2)では、女性従業員の約5割が女性特有の健康課題で困った経験があり、4割が職場で何かを諦めたことがあるということもわかっています。(図1)
(※2)経済産業省「働く女性の健康推進に関する調査」(2018)

(図1)
そこでこのイベントを、若い世代がこれからの選択肢を広げるために、今のうちに知っておいてほしい健康知識や、今からできるセルフケアについての気づきにつながるような内容にもしたいと考えました。
イベント前半は、「近い将来の自分」をイメージするために、「今の自分」に目を向けるワークからスタートしました。最初に取り組んだのは、次のようなシンプルな問いかけです。
さらに、自分が大切にしている価値観を選ぶワークでは、「自由」「安心」「成長」「つながり」など、正解も優劣もない言葉の中から自分にとってしっくりくるものを選ぶ時間にしました。
参加者からは、
「自分が大切にしていることは全て同じ属性になり、自分がいかにそれを大切にしているのかを実感しました。」
「久しぶりに自己分析、自分と向き合える時間が作れたと思いました。」
という声があり、普段なかなか考えない「自分の大切にしている価値観」と向き合うきっかけになったのではないでしょうか。

自分の価値観を考えた後は、人生を一つのルートに決めなくていいという考え方として、「Odyssey Plan(オデッセイ・プラン)」ワークを実施しました。
今考えられる現実プラン、やりたいことを足した冒険プラン、今の状況をすべてリセットして考えた理想プランの3プラン、そして、それぞれを実現するために必要な学び・人間関係についても考えてもらいました。
参加者からは、
「自分の考えていたライフプランをA(現実)~C(理想)で分けて考えることで、優先度を明確化出来た。」「プランA~Cをせっかく考えたので、これからの人生でCを実現させる方法をより深く考えたいと思った。」という声があり、自分にはあらゆる選択肢があることを実感してもらえたと思います。

イベント後半では視点を変え、ライフデザインと切り離せない「健康」について説明しました。
人生は思い通りにいかないことも多く、経済的な理由や人間関係、心身の状態によって選択肢が制限されてしまうこともあります。
だからこそ大切なのが、知識を持っておくこと。
特に今回は、20〜30代女性にも関係の深い以下のテーマを、データを交えながら共有しました。
参加者からは、
「キャリアを築いていく上で健康の重要性を再確認することができた。」
「ライフデザインと健康の両軸で考えたことがなく、良い気づきを得ました!」
という声もあり、ライフデザインを考える上での健康の重要性を再認識してもらえたと思います。
最後には、未来の選択肢を残すために今できるセルフケアとして、食事・運動・睡眠のサイクルを整えることなど、無理なく始められるヒントも紹介しました。

エールミーは、ライフデザインを「将来をきっちり決めること」ではなく、「自分の価値観を知り、可能性を残していくこと」と考えています。
そのために、心だけでなくカラダや健康の知識も味方につけていく――そんなことを、少し立ち止まって考える機会をつくれたのではと思います。
参加者からは、
「せわしない毎日で、ふと立ち止まって考えることができていなかったので、ゆったりと自分のライフプランについて考える機会となり良かったです。」
「このイベントで【本当に幸せに感じることは何なのか】、【自分はどんなことがしたくて、どういう生活を送りたいのか】を改めて考え、自分と向き合う時間になって良かったです。」
といった声をいただきました。
知らないまま、選べないまま、諦めてほしくない。
悩んだときも、不安になったときも、みなさんが自分の人生を描いていけるように、「知識を増やし、選択肢を広げる場所」としてエールミーがそっと寄り添えたら嬉しいです。