
生理やPMSのつらさは、見た目ではわかりにくいもの。
「どう伝えたらいいのか迷う」、「言わなくても気づいてほしい」…そんな気持ちを抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。
一方で、「言ってもらえた方がわかりやすい」と感じているパートナーの声もあります。
本当はお互いに無理せず過ごしたいのに、うまく自分の気持ちを伝えられず困ってしまう。
そんな場面もあるかもしれませんね。
今回は、「こころとカラダ雑談ルーム」に集まった声の中からいくつかをピックアップし、生理やPMSの体調不良をパートナーにどう伝えているのか、さらに男性側の本音についてもご紹介します。
お互いにとって過ごしやすい関係のヒントを、一緒に見ていきましょう。

生理やPMSの体調不良をパートナーに伝えている場合、どのような伝え方があるのでしょうか。
「こころとカラダ雑談ルーム」のお題「生理・PMSの体調不良 パートナーに上手に伝える方法教えて!」に寄せられたコメント(全95件)を見てみると、その伝え方はいくつかのタイプに分かれていました。
中でも多かったのは、そのままストレートに伝えるという声です。
体調や気分の変化を率直に言葉にすることで、パートナーにも状況が伝わりやすく、お互いに無理をせず過ごせているという人が多いようです。
関係性ができているからこそ、飾らずに伝えられるという安心感もあるのかもしれませんね。
一方で、伝え方を工夫しているという声も多く見られました。
ストレートに伝えるのが難しいときでも、言い方や伝え方を少し変えることで、無理のない形で共有している様子がうかがえます。
ほんの少しの言い方の違いで、相手の受け取り方をやわらかくしてくれることもあるかもしれません。
そんな時は子どもを外に連れだしてくれたり、夫の多大なる協力に日々感謝です。
また、あえて詳しくは言わず、行動や仕組みで伝えるという人もいました。
特に印象的だったのが、「アプリを使った共有」です。
直接伝えなくても“見える化”しておくことで、その都度説明しなくても伝わる状態をつくっている人もいました。
また、「サニタリーボックスの袋を見えるようにして知らせる」、「生理用品をあえて見える位置に置く」といったように、日常の中で自然に気づいてもらう工夫も見られます。
言葉にする負担を減らしながら、無理のない形で伝えられるのも、こうした方法の特徴といえそうです。
もちろん、これまでの経験や関係性によって、伝えないという選択をしている人もいます。
伝えること自体が“正解”ではありません。
そのときの体調や気持ち、そしてパートナーとの関係性によって、それぞれに合った方法を選んでもらえたらと思います。

では、パートナーである男性は、生理やPMSの体調不良についてどのように感じているのでしょうか。
こちらは、「こころとカラダ雑談ルーム」のお題「パートナーの生理中に困ったこと教えて!」に寄せられたコメント(全38件)も併せて見てみると、どう関わればいいのかわからず戸惑った声だけではなく「してほしいことを伝えてもらえると助かる」という声も多く見られました。
こうした声からは、相手を気遣い、何か力になりたいという思いがあることがうかがえます。
女性側の「できれば言わなくてもわかってほしい」という気持ちと、男性側の「言ってもらえたら動けるのに」という気持ち。
その間にあるすれ違いが、関係性の中で起きているのかもしれません。
だからこそ、どちらか一方が頑張るのではなく、お互いに少しずつ歩み寄ることで、ラクに過ごせる関係に近づいていくこともありそうです。

コミュニケーションがうまくいっている関係の中では、どんなやり取りが生まれているのでしょうか。
寄せられた声を見てみると、いくつかの共通する関わり方が見えてきました。
<いただいたコメント>
○体調を共有することで、関わり方が変わった
○毎月のリズムから、パートナーが気づくようになった
お互いにモヤモヤするよりもずっと精神衛生上もいいですよ。
今は、「お腹痛いの始まりました〜」「あいよぉ〜」で、ご飯も用意もやってくれるようになってま〜す!!
○日常の中でのパートナーの気づかい
今は生理期間や生理前に身体に厳しくしないようしつこく言われます(笑)
定期的に来ているのが、よく判るので、安心感もあります。
こうしたやり取りの中には、どちらか一方だけでなく、お互いの伝え方や気づきが少しずつ重なり、自然と共有されていく様子も見られました。
自分が買い物に一人で行って買ってきてあげたいからです。
たとえば、「今日はちょっとしんどいかも」とひとこと伝えてみることや、毎月の体調の変化にさりげなく気づこうとすること。
どちらか一方だけが頑張るのではなく、少しずつ歩み寄ることで、過ごしやすさにつながっていくこともありそうです。
また、こうした“共有”の大切さを感じたエピソードとして、パートナーの入院時に生理用品の準備に困ったという声もありました。
突然の入院で、生理用品を買いに行ったものの、種類が多くてどれを選べばいいのかわからず戸惑ったというケース。
一方で、普段から使っているものを共有していたことで、相手に細かく聞かずに必要なものを用意できた経験も寄せられました。
日常ではあまり意識しないことでも、いざというときには大きな差になることがあります。
「これだけは知っておいてほしい」ということを少しだけ共有しておくことが、安心につながる場面もありそうです。
ちょっとした共有や工夫が、「本当は無理したくないとき」に無理をしなくてすむきっかけになるのかもしれません。
生理やPMSのつらさは、見た目ではわかりにくいもの。
だからこそ、何かしらの形で伝えてみることや、気づこうとすることが少しずつ重なっていくことで、すれ違いは減っていくのかもしれません。
実際に寄せられた声の中にも、少し言葉にしてみることで関係がラクになったというケースが見られました。
「できれば言わなくてもわかってほしい」と思う気持ちも、「言ってくれないとわからない」と戸惑う気持ちも、どちらも自然なものです。
完璧にわかり合うことはむずかしくても、「わかろうとすること」は、きっと誰にでもできるはず。
そして、そうしたやり取りの中で、無理をしすぎずに過ごせる時間が少しずつ増えていくこともありそうです。
お互いにとって心地よい距離感を見つけるヒントとして、今回の声が少しでも参考になればうれしいです。
「知ってほしい」と思う友達やパートナーに情報をシェアすることは、お互いを思いやるきっかけにもなります。
#二人で生理に向き合おうのハッシュタグをつけて、SNSでもシェアしてくれるとうれしいです。