2025年9月2日
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暑い季節は水の使用量が増え、水道料金が気になります。水道料金値上げの話も耳にする中、水の使い方を工夫することは節水&節約に役立ちます。いつもの水の使い方を見直してみませんか?
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東京都水道局の2021年調査によると、家庭での目的別水利用の内訳は、風呂が43%、トイレが20%、洗濯が16%、炊事が15%です。トイレや洗濯機では節水型機器の普及、洗濯ではすすぎを1回にする洗剤の普及、飲料水では水道以外の選択肢が増えたことなどもあり、2006年と比べると風呂の割合は増加、トイレや炊事の割合が減少しているのが分かります。
読者アンケートで「節水を意識する場面」としては、「入浴やシャワー」が最も多く、次に「調理、食器洗い」、「洗濯」が続きます(花王調べ)。気になるのは男女間の意識の差、何気ない行動を見直したり、家族みんなで節水に関わることも大切です。
湯船に張るお湯は適量
体や髪を洗っている間、こまめにシャワーを止める
エコシャンプー術を心がける
お風呂の残り湯を再利用
お湯になるまでのシャワーの水を再利用
お風呂は水の使用量が最も多い場所で、節水ポイントがいくつかあります。お風呂の湯量は適切に保ち(つかった時に溢れない程度)、シャワーの使い方を見直すと効果的です。シャワーは3分間使うと、約36リットルの水を使うことになるので、こまめに止めることが大切です。
お風呂の残り湯を翌日の入浴や洗濯に再利用するのも効果的です。
お風呂の残り湯を再利用するのが気になる方は、入浴し終わった直後、お風呂の水がまだ温かいうちに「マジックリン ふろ水ワンダー」1錠を入れて溶かしておくと、清浄成分が雑菌の繁殖を抑えて、ニオイやヌメリを防げます。
シャンプーは髪ではなく地肌を洗う意識でするのがポイントです。泡立てて髪を洗っている間は、シャワーを止めるようにし、すすぐ前に軽く泡を切ってからすすぐと節水に効果的です。
水洗トイレで流すとき、「大」と「小」を使い分ける
家族人数や在宅時間が増えると、トイレの水使用量が増えます。トイレでの節水は、使用回数や流す回数を減らすのではなく、流す際に「大」「小」を使い分けることが大切です。レバーに表示がある場合は、「大(6~8リットル/回)」と「小(4~6リットル/回)」を意識しましょう。
トイレメーカーによると「小」は、おしっこと少量(約2m)のトイレットペーパーでの利用を想定されています。古い型の水洗トイレだと「大」「小」の切替えのないものもあり、水圧によっては「小」だと詰まりやすいトイレもあるので注意が必要です。
洗濯物はなるべくまとめ洗い
すすぎ1回の洗剤を使う
お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」に使う
洗濯は家族の人数が多い場合や、暑い季節は回数が増え、水の使用量が気になります。まとめて洗濯をすると節水になりますが、詰め込みすぎては汚れが落ちにくくなります。1回の洗濯物の適量は洗濯槽の7~8割程度です。縦型洗濯機では洗濯槽の銀色部分が5cmほど見えるくらい、ドラム式は丸い窓に隙間が見えるくらいを目安にしましょう。
「アタック ZERO」などのすすぎ1回の洗剤を使うと節水&時短になり、おすすめです。洗濯機の設定もご確認ください。お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」に使うのも、節水になります。ただし、「すすぎ」には水道水などのきれいな水を使います。
Q:お風呂の残り湯は洗濯に使えるの?
A:「アタック」や「ニュービーズ」などの一般衣料用洗剤には、汚れが衣類に付着するのを防ぐ再汚染防止の働きがあるので、残り湯を「洗い」に使うことができます。ただし、お湯の汚れがひどい場合は、洗浄力が低下することがあるので、ご注意ください。
油汚れは洗う前に、紙やゴムベラなどで取り除く
食器は重ねず、汚れの軽いものから洗う
食器用洗剤はスポンジでよく泡立ててから洗う
洗った後にまとめてすすぐと効率アップ
食器洗いで節水するコツは「汚れを拡散しない」「汚れを固まらせない」こと。下膳時に食器を重ねず、洗う前にキッチンペーパーやゴムベラなどで油汚れを取り除いたり、ごはん茶碗を水につけ置きすると、洗い作業が楽に手早くできます。洗う時は、水を含ませたスポンジで食器用洗剤をしっかり泡立ててから始めましょう。
食器は汚れの軽い物から洗うのが基本です。割れやすいグラス類から始め、汚れの軽いものから順に洗うと、汚れを広げず、スポンジもきれいに保てます。すすぎは洗いながらではなく、まとめて一気に行うと効率的で、節水にもつながります。
節水になるすすぎ方のコツ
洗い終わった食器を水を張った桶に入れていけば、軽く流すだけですすぎが終わるので時短にも節水にもなります。
洗い桶がない場合は、大きい食器を下から順にタワーのように重ね、その上ですすぎを始めましょう。下に置いた食器の泡も流れていくので、水を有効活用できます。
食洗機を使う時は、少量の食器で一日に何回も洗っていては、手洗いよりも水使用量が増えてしまうことがあります。食器の汚れを取り除いて、軽く予洗いしてから食洗機に入れ、なるべくまとめて洗うのがおすすめです。
食器用洗剤「キュキュット ゴシゴシいらずの泡パック」なら、食器にかけて流すだけ!*スポンジでゴシゴシこすらなくても、汚れをラクにきれいに落とせます。すすぐ時も泡切れがよく、約20%節水※!
歯磨きはコップに水をくんで使う
泡で手をこする間、水を止める
歯磨き・洗面だけでなく、衛生意識の高まりから手を洗う頻度が増え、洗面所で使う水の量も気になるところ。水を出しっぱなしにすると、30秒で6リットル、1分で12リットルの水が流れてしまいます。歯を磨くときは、コップに水をくむようにするとコップ1杯の水ですみます。
手を洗う時も、細かな部分までしっかり洗うと30秒以上かかるので、泡で手をこする間は水を止めるようにしましょう。
「ビオレu 泡ハンドソープ」などの泡で出てくるハンドソープを使うと、泡立てる必要もなく、泡立てがうまくできない小さいお子様から高齢の方まで、どなたにもお使いいただけます。また泡切れもよく、サッとすすげて節水にもなります。