たるみ・ほうれい線に
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長引くコロナ禍で、すっかり定着したマスク。でも、マスクを外した時、なんだか表情が硬い、顔が大きくなった…ほうれい線や二重あごなどたるみが目立って、がっかりしたことはありませんか?
そんなマスクで凝り固まった表情や肌のたるみに、花王の美容のプロがフェイスマッサージとお手入れ方法を動画で紹介。ぜひお試しください。
【教える人】
北方 一恵
花王株式会社 BRCC シニアビューティセラピスト
スキンケア製品の美容メソッド開発、美容部員教育などに携わる。
2023年春からマスクの着用は個人の判断が基本となりました。そこで、悩ましいのがマスクを外したときのお肌の状態。肌のシミ・くすみ、しわ・たるみ、ほうれい線などの肌悩みを多くの女性が気にしています。
マスクの中の肌は意外と乾燥しがち。また、UV対応ではないマスクは紫外線を通します。
さらに、顔の下半分が隠れるため、顔の表情を動かさないことによって筋肉が凝り固まり、その結果、肌のたるみ、ほうれい線など気になる肌悩みへとつながります。
マスク生活から解放された今こそ、フェイスマッサージをお手入れに取り入れてみませんか。
ここがポイント!
顔と指の摩擦を防ぐために、マッサージクリームなどを顔全体にまんべんなくのばしてから始める。
親指の側面を小鼻の横にハの字に置き、圧をかけて頬の筋肉を持ち上げる。
※圧の強さは指に頬骨を感じる程度が目安。力を入れすぎないように注意。
圧をかけながら、ハの字に上下(矢印)に揺らす。3往復×3回繰り返す。
頬骨の下に親指を当て持ち上げ、圧をかけながら左右に揺らす。3往復×3回繰り返す。
人差し指から小指をそろえ、頬骨の下に当て、筋肉を持ち上げる。
筋肉をすくい上げるように引き上げる。左右3回ずつ繰り返す。
親指を下顎の裏に置き、人差し指と親指で顎をはさむ。
※顔と指の摩擦を防ぐために、マッサージクリームなどを顔全体にまんべんなくのばしてから始める。
3~4箇所、少しずつずらしながら、くるくるとほぐす。3回繰り返す。
顎の上と下を人差し指と親指でしっかりはさむ。
※力を入れすぎないように注意。
顎先から、耳の下までゆっくり流す。3回繰り返す。
ここがポイント!
顔全体を化粧水や乳液でお手入れした後に乳液や美容液を少量プラス。
肌の「きめ」の凹凸を開くように、ほうれい線を引き上げる。
開いた「きめ」に中指と薬指2本で、くるくると乳液や美容液をしっかり入れ込む。
肌のハリには、肌の中にある「エラスチン」が重要です。「エラスチン」は紫外線や加齢により変性し、しわやたるみの原因に。マスクをつけていても、紫外線対策やハリ美容液などで、ハリのお手入れも忘れずに。
①「いー」と口を横に開き10秒キープ。
②「おー」と口をすぼめ10秒キープ。
交互に3セット繰り返し、表情筋を動かします。マスクをつけたまま、声を出さずに口の形を変えるだけでもOKです。
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