2023年4月26日
紫外線・UV対策<スキンケア編>
シェアする
日々のUVケアはどうしていますか?日焼け止めを塗って外出したはずなのに、「なぜか日焼けしてしまった!」、「気が付いたらこんなところが日焼け!?」なんてことはありませんか?それは、塗り方に原因があるのかもしれません。効果的な日焼け止めの使い方や紫外線対策のポイントを紹介します。
季節や天候によって、地表に届く紫外線の量に差はありますが、紫外線は毎日肌に降り注いでいます。外出する際は、日焼け止めのほかに、日傘やつばの広い帽子、長袖の衣類などで、できるだけ紫外線を浴びない工夫を心がけましょう。
紫外線は反射や散乱をしやすいため、私たちが浴びる紫外線量の約半分は、直射ではなく地面や空気中の粒子などで反射・散乱して肌に届くものです。曇りの日でも、晴れた日の半分程度の紫外線量があり、日陰も日なたの半分程度の紫外線量があるので、注意が必要です。
屋外にいる人は、紫外線を直接浴びるだけでなく、地表面で反射された紫外線も浴びています。紫外線の反射率は、地表面の種類によっても異なり、海やプール、スキー場で浴びる紫外線量は、私たちの日常生活で浴びる量よりも多くなります。
日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」の値は、日焼け止めの効果の高さを表す指標です。「SPF」はUV-B(シミの原因となる紫外線)、「PA」はUV-A(シワやたるみの原因となる紫外線)を防止する効果の目安で、SPFの数値が高いほど、PAの+の数が多いほど、効果が高いことを表します。生活シーンに合わせたものを選びましょう。
日焼け止めなど、紫外線防止効果のある化粧品を塗ることは、紫外線を防ぐことに役立ちます。ただ、日焼け止めを使っていても、塗りムラがあると、日焼け止めの効果は適切に発揮されません。
日焼け止めの効果を発揮するためには、使用量の目安を守って、十分な量をムラなく塗ることが、とても大切です。
製品に示されている使用量を目安にしっかりと塗りましょう。量が少ないと、十分な日焼け止め効果が得られません。
適量を手に取り、少量ずつ肌にムラなく塗りましょう。顔の場合、指先の腹を使って均一になるように塗ります。手のひらで塗ると日焼け止めが手のひらに残ってしまい、顔に行き渡りにくくなります。特に日焼けしやすいところは重ね塗りを。塗ったところはこすりすぎないようにしましょう。
塗り忘れの多い、耳、首からエリ元、袖周り、うなじ、腕の後ろなど。足の甲もお忘れなく。
上手に塗っていても、汗や水でぬれたり、タオルや衣類などで拭いたりこすれたりすることで日焼け止めは落ちてしまうことがあります。期待した効果が得られなくなるため、こまめに塗り直すことがポイントです。
塗り直しはおよそ2~3時間ごとに、こまめにおこなうことが大切。ティッシュやコットンなどで肌表面の汚れや汗をやさしく拭き取って使いましょう。
日焼けで後悔しないように、日焼け止めを上手に使って、しっかり紫外線対策しましょう。無理なく続けるために、自分にあった使い心地の日焼け止めを見つけてくださいね。