
2026年2月24日
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うっかり衣類にシミや汚れをつけて困った経験はありませんか?汚れにはそれぞれに適した落とし方があります。洗濯機へ入れる前のひと工夫で、洗い上がりは変わるものです。
今回は、衣類に付いたシミを落とすためのコツを汚れの種類別に紹介します。
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衣類に付いた汚れを落とすのに困った経験がある人は、My Kao くらしラボ読者の92%にのぼります(花王調べ)。具体的な汚れの種類としては、落ちにくい汚れの代表と言われるカレーやミートソース(70%)、血液(56%)、しょうゆ・ソース(49%)、ボールペンのインク(42%)などが上位に挙がります。


衣類の汚れは大きく3つに分けられます。泥などの「粒子汚れ」、えりの黄ばみといった「皮脂汚れ」、カレーなどの「色素汚れ」です。一般的に皮脂や泥汚れには洗剤を、色素を含む汚れには、色素を分解する漂白剤がおすすめです。


油性マジックやアクリル絵の具などは、洗剤や酸素系漂白剤を使っても家庭では落とせないので、クリーニング店に相談しましょう。家庭では子どもの手が届くところに保管せず、汚れが衣類に付かないように気を付けましょう。


漂白剤には、大きく分けて「白無地衣料専用の塩素系漂白剤(ハイターなど)」と、白物と色柄物衣料、両方に使える「酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)」があります。酸素系漂白剤は染料を脱色しません。また、酸素系漂白剤には頑固な汚れに向いた粉末タイプもあるので、素材や洗濯表示に応じて使い分けましょう。



漂白剤および漂白剤の入った洗剤が使えない衣類もあるので、使用する前に必ず洗濯表示を確認しましょう。


冷たい水よりは、ぬるま湯を使う方が効果が早く出ます。ただし、衣類の洗濯表示に書いてある温度以上にすると、衣類が傷むことがあるので、表示に「40」とあったら40℃以下、「30」なら30℃以下で使いましょう。
シミは時間がたつと落としにくくなるので、早めに処置することが大切です。外出先ではシミを広げないように、ティッシュかハンカチでこすらず押さえるようにシミを移しとり、帰宅後すぐに洗いましょう。
●外出先での応急処置の方法はこちらから
帰宅したらすぐに洗濯して、繊維に入り込んだシミや汚れをしっかり落としましょう。シミの種類や生地の素材などにより、落ちやすさに違いがあります。
まずは衣類の洗濯表示をチェックし、表示内容に従って洗います。
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「洗濯機で洗える」「手洗いができる」マークが付いていれば、自宅で洗えます。
手洗いマーク
の場合でも、洗濯機に「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースがあれば、洗濯機で洗えるものもあります。お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。
家庭で洗えないマーク
が付いている場合は、クリーニング店にお任せしましょう。
●詳しい洗濯表示の見方はこちらから

濃色や柄物などで色落ちが心配なときは洗う前に色落ちをチェック。洗剤の原液を目立たないところに付け、5分後に白い布で押さえて色が付くようなら、単独で洗いましょう。
●色落ちチェックの仕方はこちらから(音声付き動画)
ワイン、ジュース、果物、しょうゆ、コーヒー、ケチャップ、ラーメン・そばのスープなど、水分の多い汚れ

ぬらして絞ったティッシュや布などで、汚れをある程度拭き取ります。
酸素系漂白剤「ワイドハイターEXパワー」を汚れ部分に直塗りし、放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。
カレー、ミートソース、焼肉のたれなど、油分と一緒に色素汚れを含む汚れ

乾いたティッシュや布などで、押さえるように油分を吸い取ります。固形物が付いている場合は、あらかじめつまみ取ります。

すぐに水をつけるのはNG。すぐに水をつけると汚れが広がって逆効果になってしまいます。
「ワイドハイターEXパワー」を汚れ部分に直塗りし、放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。
チョコレート、バター、機械油など、油分の多い汚れは、前処理で油分を落としてから洗濯します。

「アタックZERO」などの洗濯用液体洗剤を汚れの部分に直塗りしたら、もみ洗いして軽く水ですすぎます。

すぐに水をつけるのはNG、すぐに水をつけると汚れが広がって逆効果になってしまいます。
「ワイドハイター EXパワー」を汚れ部分に直塗りし、放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。

ガムが付いた部分を氷で冷やし、固まったガムを爪かブラシで少しずつ剥がします。


冷やすとガムが固まって、取りやすくなります。
いつもの洗剤を使って、洗濯します。
ボールペンのインクは、書いた文字の保存性を重視して設計しているため、衣類などに付着すると落とし切るのは困難で、家庭洗濯した場合も薄くなる程度です。

◎水性インク
「アタックZERO」などの洗濯用液体洗剤の原液を汚れの部分に直塗りしたら、タオルなどで軽くなじませます。「アタック泡スプレー除菌プラス」であれば、汚れにスプレーすることができて便利です。
放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。
◎油性インク
汚れてもよい『インクを移す布』の上に、インクが付いた面を下にして重ねます。
衣類に付いたインクの周りから、アルコール消毒液を数滴たらし、すばやく汚れてもいい『インクをたたき出す布』で衣類をたたく。これを色が移らなくなるまで数回繰り返します。

放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。
泥は細かな粒子汚れなので、繊維から取り除くことが大切です。泥の状態に応じて処理しましょう。

衣類の繊維から余分な砂・泥を落とします。
乾いた泥の場合
他の洗濯物に汚れが移らないよう、手で払ったりもんだりし、なるべく洗う前に砂・泥を取り除きます。
ぬれた泥の場合
「ぬれた泥汚れ」は乾く前に、STEP2から。
乾いてしまうと汚れと繊維の結びつきが強くなって、ますます落ちにくい汚れになります。雨の日の泥はねも同じように対処します。
「もみ洗い」もしくは「つけ置き」
もみ洗い
部分洗い用洗剤か、液体洗剤を汚れに直接塗布し、洗い桶の中で汚れている部分をもみ洗いします。
つけ置き

「アタック 高浸透リセットパワー」などの粉末洗剤を、洗剤の成分がよく働く30~40℃のぬるま湯に溶かし30分程度つけ置きします。(洗剤の使い方表示の指示に従いましょう)
つけ置き洗いの後、洗濯機でいつものように洗濯します。(泥汚れがひどいときは、つけ置き洗いの洗剤液はいったん捨てて、いつもの洗剤を使って洗濯機で洗います)

つけ置き後に軽くもみ洗いをすると効果的です。
鼻血や生理のときの経血などの血液の汚れ

血液が付着した部分を、30℃以下の水でしっかり洗い流します。

血液はたんぱく質を含むため、お湯を使うと固まって落ちにくくなるので、必ず水を使って対処します。
「ワイドハイターEXパワー」を汚れ部分に直塗りし、放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。
ファンデーション・口紅などは、時間がたつと落としにくくなるので、早めに処置しましょう。

「アタックZERO」などの液体洗剤の原液を汚れの部分に直塗りしたら、タオルなどで軽くなじませます。「アタック泡スプレー 除菌プラス」であれば、汚れのところにスプレーすることができて便利です。
放置せずにすぐに洗濯機でいつも通り洗濯します。洗剤は、いつもの洗剤をお使いください。

洗ってもシミが残るときは、洗濯表示にのいずれかがあれば、「ワイドハイターEXパワー」の原液を塗布して、洗濯します。
おしっこはアンモニアやわずかにタンパク質も含むので、残っていると時間とともに菌などによって分解され、ニオイの原因の一つになります。

◎おしっこが付いてすぐ
お洗濯できる衣類やシーツ類に付いたおしっこは、付いてすぐなら、まずは水でしっかり洗い流します。
いつもの洗剤と、「ワイドハイターEXパワー」などの酸素系漂白剤を使って、洗濯します。
◎便によるシミや時間がたったおしっこのシミ
粉末の酸素系漂白剤「ワイドハイターPRO粉末」を、水か約40℃のぬるま湯1リットルに対し5g溶かし、その液に30分つけ置きします。

40℃のぬるま湯を使うと汚れが落ちやすいので、洗濯表示の上限温度に指定がなければ、ぬるま湯を使うのがおすすめです。
洗濯機に入れて、いつもお使いの洗剤を使って洗濯します。
いつもの洗濯の前にひと手間加えることで、汚れ落ちが変わります。シミや汚れにあったコツを押さえて、お気に入りの衣類はいつも気持ちよく着たいですね。