アイロンのかけ方

ワイシャツのアイロンがけをラクにするコツ!

  • 本記事は「くらしの研究」から「My Kao」に移転しました

アイロンがけで使う基本アイテム

  • ・アイロン
  • ・アイロン台​
  • ・キーピング スムーザー アイロン用シワとり剤​
  • ・キーピング アイロン用のり剤

アイロン用シワとり剤は、アイロンのすべりをよくし、細かいシワもラクに取れます。アイロン用のり剤は、えり、そで口など部分的にのり付けしたいときに使います。


ワイシャツにアイロンをかける順番​

基本は、細かいところから広いところへ順番にかけること。そうすると、かけ終わったところに余計なシワが付くのを防げます。

アイロンがけの順番のイメージ 1番め:えり、2番め:肩(ヨーク)、3番め:そで口(カフス)、4番め:そで、5番め:身ごろ


シワなくピシッと仕上げる!部位別アイロンのかけ方​​

アイロンを上手にかけるコツは、シワが寄らないように、布地をきちんと伸ばして、アイロンを動かしてあげること。​

【動画でマスター!】ワイシャツのアイロンがけ
全体を通して見たい方はコチラの動画をチェック!

◆えり

寄りジワを防ぐため、えり先から中心へ向かってかけます。アイロンを持ち替えて反対側からもかけます。

◆肩(ヨーク)

アイロン台の端に掛けると、肩(ヨーク)部分が平らになりアイロンがかけやすくなります。えりを立て、平らに広げた部分にかけましょう。

◆そで口(カフス)

そで口(カフス)を広げ、シワが寄らないように両端から中央に向かってアイロンをかけます。裏→表の順にかけるとキレイに仕上がります。アキ部分はそろえてしっかりと、タックは上から押さえるようにかけます。

そで口を広げてかける。

アキ部分はきっちりと。

タックは上から押さえるようにやさしく。

◆そで

そで下の脇の縫い目を基準にして、そで山を作り、そで下の縫い目を元に手で全体を平らにしてから、縫い目を脇の方に向かってかけます。そでぐり、そで山の順にかけたら、そで全体をかけます。ひっくり返して同じようにかけます。

縫い目を引っ張りながら、脇の方に向かってかける。

そでぐりからそで山へ。

そで全体をかける。

◆身ごろ(ボタンまわり/タック/ポケット)

右前身ごろ→後ろ身ごろ→左前身ごろの順にアイロンがけをすると、アイロンがけをした布地が手元にたまらず、かけたところがシワになりません。一番目立つ「前立て」をしっかりとかけることで、仕上がりがアップします。

アイロンがけの順番イメージ 右前身ごろ、後ろ身ごろ、左前身ごろの順

右前身ごろの肩を台の端にかけ、平らに広げる。

ボタンまわりはアイロンの先を使ってかける。

脇の縫い目(右脇)を伸ばし、手でひっぱりながらかける。

後ろ身ごろも同様に、手で全体のシワを伸ばし、アイロンを大きくゆっくり動かしてかける。

タックは手で引っ張りながら、ヒダを軽く押さえるように。左脇の縫い目も右脇と同様にかける。

左前身ごろは、前立てを引っ張りながらしっかりかける。

ポケットは、両端→中央の順にかけて寄りジワを作らない。


三ツ星シュフみっちゃん's Point!

空いている手を上手に使おう!

アイロンがけの基本の一つ。アイロンを持っていない方の手で、縫い目や布地を引っ張ったり伸ばしたりしながらアイロンをかけると、シワが伸ばしやすくなりますよ。


アイロン後は、しばらく干しておこう​​​

熱や湿気が残っているうちにたたむとシワの原因になるので、しばらくハンガーに掛けておきましょう。​

シワなくキレイに完成ね!


アイロンがけを時短する「洗い方」と「干し方」​​​​

洗濯後のシワが少ないほど、アイロンがけはラクになります。ちょっとしたコツで仕上がりに差が出るのでぜひお試しを。​

◆洗濯ネットに入れて、脱水は短めに設定

シワや型崩れを防ぐため、ワイシャツはたたんで洗濯ネットに入れましょう。脱水を短めにすることで、余計なシワを防げます。柔軟仕上げ剤も洗濯ジワを防ぐ効果があるので、おすすめです。

ひとつのネットには 衣類1枚が原則よ。 たたむときは、汚れやすい 部分を外側にね。


◆脱水後はすぐに取り出し、シワを伸ばしてから干す

まずは大きなシワを伸ばすため、ワイシャツの肩の部分を持って、上下に衣類を大きく数回振ります。次に、小さなシワを伸ばすため、軽くたたみ、手のひらでパンパンとたたきます。えりの形を整え、前立て部分、そでや脇の縫い目は、引っ張って伸ばしましょう。ハンガーにかけたら第1ボタンまで留め、干します。​

「ワイシャツのアイロンがけは大変!」と感じる方も多いと思いますが、ポイントを押さえれば、シワなくキレイに仕上げることができます。ピシッとしたシャツを着ているところを思い浮かべながら、少しでもキレイに仕上げられるよう、参考にしてみてくださいね。​


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