2023年5月30日
夏に大活躍
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夏は日差しが強く、アウトドアや日常生活でも帽子が大活躍。汗で汚れた帽子は洗いたいけど、そもそも洗えるものなのか?洗えない場合はどうすればいいのか?…そんな悩みに、お気に入りの帽子を気持ちよく被るためのお手入れの方法を紹介します。
INDEX
カラダの中で最も多く汗をかくのは額です。
そのため、強い日差しから頭を守るためにかぶる帽子は、夏は大量の汗で汗臭くなったり。特に額に触れる「すべり」の部分は、汗や皮脂の他に、日やけ止めやファンデーションなどで汚れやすく、ここを清潔に保つだけでも違います。
帽子には、水にぬれると型崩れしやすいものも多く、お手入れに悩むところですが、まずは、洗える、洗えないに関わらず、どの帽子にも当てはまる基本的なお手入れ方法を紹介します。
帰宅後は洋服ブラシや帽子用ブラシでブラッシングし、ホコリを取ります。
水で固く絞ったぬれタオルを使って、たたくように拭き、汗などの汚れを取ります。
日やけ止めやファンデーションなどの汚れは
おしゃれ着用洗剤「エマール」を手洗い濃度に薄めてタオルをひたし、固く絞って「たたき拭き」します。
洗剤成分が残るとシミの原因になるので、きれいな水ですすいだタオルで、成分が残らないよう2~3回清め拭きをします。
風通しのよいところで陰干しにします。
「すべり」の額側に貼り付けることで汗を吸収し、日やけ止めやファンデーションなどの汚れが帽子自体に付くのを防ぎ、清潔に保てます。
衣類スチーマーが便利です。 水洗いOKの帽子は消臭スプレーも。
通気性が悪くなり、蒸れやすく熱がこもりやすくなるので夏場の帽子に使うのはおすすめしません。
必ず洗濯表示を見て、洗えるか、洗えないか、確認します。家庭で洗えない表示の場合は、クリーニング店やプロに任せましょう。
詳しい洗濯表示の見方はこちらから
【必要なもの】
【あると便利、好みの仕上げに】
帽子は型崩れしやすいものが多いので、手洗いがおすすめです。
「洗濯機洗い可能」の帽子も、型崩れを防ぐためにネットに入れて単独で洗いましょう。
「すべり」の内側に溜まったホコリを古歯ブラシなどで掻き出します。すべりと気になる汚れに「エマール」の原液を直接付け、なじませておきます。
30℃以下の水を洗い桶にはり、「エマール」を溶かします。(4リットルに対し、原液10mlが目安)
帽子を沈めたり浮かせたりを20~30回くり返します。(せんいの間を洗濯液が通ることで、汚れが落ちます)
きれいな水に入れ替え、「押し洗い」の要領ですすぎます。(2回くり返す)
広げたタオルの上に帽子を置き、タオルではさむように、やさしく水気を取ります。
キャップなどたためないハリのある帽子は、ザルにかぶせた状態で洗濯液に入れ、洗濯ブラシやスポンジで洗います。ザルにかぶせたまま2回すすいでタオルドライします。
ザルにかぶせると型崩れを防いで洗えるのでおすすめです!
帽子を2回すすいだ後、水に柔軟仕上げ剤を溶かし、3分ほどひたし全体にゆきわたらせたら、軽く水気を取ります。
帽子を2回すすいだ後、水に「洗濯用のり剤」を溶かして、3分ほどひたしたら、軽く水気を取ります。
布はぬれて乾くときに縮みが出やすくなります。
干すときは、きれいなシルエットに仕上がるように、ぬれている状態から、ゆがみやシワ、縫い目を手で伸ばしたり引っ張ったりして形を整えましょう。
クラウンの部分は、洗濯ネットをまるめたり、ポリ袋に空気を入れ風船のように膨らませたものを入れ、型崩れしないように整えます。
干すときは、風通しのよい直接日の当たらない場所で、形を整えたままザルや室内干し台の上などで平干しし、十分に乾燥させましょう。
いかがでしたか。お気に入りの帽子をお手入れして、暑い夏をさわやかに乗り切りましょう。