2025年4月15日
冬小物をしまう前に
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ウールやカシミヤ、アクリル、ダウンなど様々な素材がある冬小物。マフラーや手袋などの失敗しない洗い方と干し方、洗濯できない革手袋やリアルファーのお手入れ方法も紹介します。使用頻度が高く、汗やファンデーションなどで案外汚れているので、家で洗えるものは定期的に洗濯して清潔にしておきましょう。シーズンオフの前にも忘れずに洗濯を!
ウールやカシミヤ、アクリル、ダウンなどのデリケートな素材でも、自宅で洗えるものもあるため、まずは洗濯表示をチェックしましょう。
「洗濯機で洗える」「手洗いができる」マークが付いていれば、自宅で洗えます。
手洗いマーク
の場合でも、洗濯機に「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースがあれば、洗濯機で洗えるものもあります。お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。
家庭で洗えないマークが付いている場合は、クリーニング店にお任せしましょう。
家庭洗濯OKの表示があれば、自宅で洗えます。
●詳しい洗濯表示の見方はこちらから
洗濯用洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤を用意します。
●洗濯用洗剤
●柔軟仕上げ剤
ファンデーションや、汗とそのニオイが付きやすいアイテム。しっかり汚れを落としましょう。
濃い色のものは、おしゃれ着用洗剤「エマール」の原液を目立たないところに付け、5分後に白い布で押さえて、色が付くようなら単独で洗います。
①汚れた部分に、「エマール」の原液を付けて、タオルなどでやさしくなじませておきます。
②フリンジがバラバラにならないよう内側にたたみます。洗濯機を使用する場合も必ずたたんで、洗濯ネットに入れてから洗いましょう。
洗濯機の「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースを選び、「エマール」で洗います。「ハミング消臭実感」などの柔軟仕上げ剤をあらかじめ洗濯機の投入口にセットしておきます。
手洗いの場合はやさしく押し洗いします。衣類に洗剤液を通すように、やさしく繰り返しましょう。洗濯機で短めに脱水し、水をかえて押し洗いと同じようにすすぎます。すすぎの水がきれいになったら柔軟仕上げ剤を入れ、3分間浸します。静電気や毛玉も防いでふっくら仕上がります。
「ニット類はぬるま湯で洗う」は失敗の元です。ウールやカシミヤなどの洗濯には、手で触ると冷たく感じる30℃以下の水がベスト。お風呂のぬるま湯(約38℃前後)くらいの温度で洗濯すると縮みの原因になります。
黄ばみや変色を防ぐために陰干ししましょう。
①大判ストールは、物干し竿2本にM字型に掛けると早く乾きます。ざっくり編みのマフラーは、ピンチハンガーの上などで平干しすると伸びを防げます。
② 乾いたら、全体にスチームアイロンをかけると、ふんわりした仕上がりに。
フリンジ部分は洋服ブラシでやさしくブラッシングするとまっすぐになります。
素材によってお手入れ方法が異なるので、適した方法をマスターしましょう。
濃い色の手袋や帽子は洗濯前に色落ちチェックを。おしゃれ着用洗剤「エマール」の原液を目立たないところに付け、5分後に白い布で押さえて色が付くようなら単独で洗います。
汚れやすい手袋の指先や帽子の内側には、「エマール」の原液をタオルなどでなじませておきます。
①洗濯機の場合は、ネットに入れて「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースを選び、「エマール」で洗います。
手洗いの場合は押し洗いで「沈めて」「浮かせて」をやさしく繰り返しましょう。
やさしく沈めて
やさしく浮かせる
②仕上げに「ハミング消臭実感」などの柔軟仕上げ剤を使用すれば、手触りよく、静電気や毛玉も防げます。
③脱水後、形を整え日陰で平干しします。
洗うことができないので、乾いたタオルで汚れを拭き取ります。
スエードは、スエードブラシや専用のクリーナーを使用します。
① 「エマール」を薄めた液(使用量の目安:水4Lに10ml)に浸したタオルを固く絞って拭きます。
撥水加工などの表面加工がしてあれば、おしゃれ着用洗剤で汚れを落とすことができます。水がしみこむようなら水拭きしないでください。また、色落ちしないか確かめてから行なってください。
②きれいな水で絞ったタオルで2~3回拭いて、洗剤分を取り除いてから陰干しします。
③充分に乾いたら、革用オイルを布にしみこませ、なじませた後、薄くのばしながら塗ります。その後、から拭きすればツヤが戻ります。
革用オイル(ミンクオイルなど)は革のお手入れコーナーで売っています。
苦手意識の高いファーのお手入れですが、実は自宅でも簡単にふわふわをキープできます。
水洗いできないので、ブラシでホコリを取り、毛並みの乱れを整えます。汚れやすいエリやそで口・裾まわりなど、着用後はこまめにブラッシングを。痛みや脱毛を防ぐためにも、やさしくブラッシングしましょう。
「エマール」を薄めた液(使用量の目安:水4Lに10ml)にタオルを浸し、固く絞って汚れを軽くたたくように拭いた後、きれいな水で絞ったタオルで2~3回拭いて、洗剤分を取り除いてから陰干しします。
湿気と虫の害を受けやすいので、防湿・防虫対策を忘れずにして、収納しましょう。
洗濯機の場合は、ネットに入れて「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースを選び、「エマール」で洗います。 手洗いの場合は押し洗いで「沈めて」「浮かせて」をやさしく繰り返しましょう。
仕上げに「ハミング消臭実感」などの柔軟仕上げ剤を使用すればふわふわに。静電気も防止できます。 脱水後は陰干ししましょう。 乾いたらドライヤーの冷風を軽くあて、毛先をブラシで整えます。
水洗いできないものは、リアルファーのお手入れと同じです。
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