2023年8月31日
気になる手指の乾燥に
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手指や肌の乾燥が気になる「冬」 。手洗いや手指の消毒の回数が増えると、手指はいつも以上に乾燥しています。そんな手指におうちでじっくり取り組むハンドケアの方法をお届けします。また、ご自身や大切な人へのハンドマッサージ、顔・唇のケアについてのプチ情報も紹介します。
うるおいのある肌には、一番外側にある角層に、外からの刺激物質が体内に侵入するのを防いだり、体内の水分が蒸発するのを抑える「バリア機能」があります。
物をつかんだり握ったり、細かい動きを頻繁にする手指の角層は、顔や腕などの角層に比べて非常に厚く、外部からの機械的な刺激には強い構造です。その反面、手のひらには皮脂腺がなく、水分も少ないため、ちょっとした乾燥でも硬くもろくなり、あかぎれなどができやすい特徴があります。
空気の乾燥や毎日の手洗い・手指の消毒で、さらに乾燥する手指には、ハンドケアでうるおいを保ち補うことが大切です。
手洗いはたっぷりの泡をやさしくころがすようにして洗い、ゴシゴシと肌を強くこすりあわせないようにします。
手指を濡れたままにしておくと、手指の水分まで一緒に蒸発し、必要以上に乾燥します。清潔なタオルやペーパーで、手のひら、手の甲など全体、そして、爪や指の間なども忘れずに、水気をやさしく吸い取るように拭き取ります。
パソコンのキーボードやスマートフォンを操作するときに、ハンドクリームのベタつきが気になったことはありませんか?
乾燥しがちな季節は、保湿力があまり高くないさっぱりしたタイプだと、何度も塗ることになり、かえってベタつくことがあります。保湿力が高いしっとりタイプでも、ベタつきが比較的少ないものを選べば、むしろ快適に使用できることも。
ハンドクリームを手のひらに取ると、つい、手のひらや甲など、広いところから塗りがちですが、最も乾燥しがちな指先、爪まわりから塗り始めるのがおすすめです。
デスクワークでは、マウスを使ったり、書き物をしたり、手の側面がデスク表面にこすれる動作が1日中続くことも。手の側面まで意識してハンドクリームを塗りましょう。
うるおいのある美しい手のためには、こまめにハンドクリームを塗りましょう。
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室内で過ごすとき、毎日、同じ位置からエアコンの風があたっていませんか?
顔の中でも知らないうちに乾燥する部分に差が出ることがあります。お肌の乾燥を感じたら、保湿しましょう。 スプレータイプの化粧水が便利です。
唇は、ほおなどと違って角層が薄く、皮脂膜もなく、顔の中でも特に乾燥しやすい部位です。しっかりケアしましょう。唇全体にリップケア品を塗り広げたあと唇の輪郭に円を描くようになじませるのがコツです。
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