2023年10月24日
カビになる前に予防を!
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寒~い冬の朝、カーテンを開けたら窓に水滴が…なんてことありませんか?この「結露」を放っておくと、窓のサッシやカーテンがカビることも。そこで、結露を防ぐ7つの対策を紹介。カビの予防法も必見です!
空気中に含むことができる水蒸気量は、空気の温度によって決まります。
温度が高いほど空気に多くの水蒸気を含むことができるため、暖房で暖められた室内は、水蒸気を多く含むことができる状態。
この暖かい空気が外気で冷えた窓ガラスや壁面にあたって冷やされると、保持しきれなくなった水蒸気が水滴となって現れるのが結露です。室内外の温度差が激しいと発生しやすくなります。
ただの水滴と思って結露を放っておくと、床や壁紙、カーテンなどを傷めたり、カビやダニの発生にも繋がります。
結露を防ぐための7つの対策を紹介します。
ここがポイント!
結露対策として「換気」は重要です。
湿気がこもらないようこまめに換気しましょう。換気時間は1回10分程度を目安に。 窓を2ヶ所開け、空気の通り道を作ると効果的。寝る前のリビングの換気もおすすめです。
でも、せっかく暖まった部屋に冷気を入れるのは面倒なもの。寒い時期にできる換気の方法について、厚生労働省では以下のポイントを紹介しています。参考にしながら工夫して、上手に換気をおこないましょう。
ここがポイント!
冬は食卓で、鍋料理・ホットプレートでの調理をする機会が増えるので要注意!換気が悪いと、部屋にニオイもこもりがちになります。
空間に漂う気になるニオイ(汗・タバコ・料理・ペットなど)をすっきり消臭するには、「リセッシュ除菌EX デオドラントパワー」がおすすめです。6畳の部屋に4〜5回を目安に、壁や天井から50cm以上離してスプレーします。
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ダウンベストなどを1枚はおって、暖房温度を少し下げる。また、湿度が上がり過ぎないよう、温湿度計を確認し、必要に応じて調整しましょう。湿度は40%〜60%程度を目安に。
石油ストーブやガスファンヒーターなどの暖房器具は、燃焼時に大量の水蒸気を発生させるため、加湿効果がある分、結露が発生しやすくなります。結露対策には、エアコンや電気ストーブ、オイルヒーターなどがおすすめです。
窓際にヒーターを設置すると、窓周辺が温まることで窓表面の温度も上げることができ、結露の発生が抑制されます。
窓周辺に向けて、サーキュレーターを置くと、窓付近に停滞している空気を循環させるので結露対策に効果的です、天井に溜まっている暖かい空気が部屋全体に行き渡り、暖房効率も高まります。
壁と家具、家具どうしの隙間は少し空け、空気の通り道を作ります。
観葉植物や花瓶からは常に水蒸気が出ているため、結露が気になる場合は窓際に置くのを控えたり、こまめな換気を心がけましょう。
市販されている結露防止シートや断熱シートなどを活用すれば、外との温度差を減らし結露防止につながります。吸水テープの併用もいいでしょう。
窓を二重サッシやペアガラスにする、壁の断熱材を検討するなど、住居そのものの断熱性を上げて結露対策を考えてみる方法もあります。
対策をしても結露してしまったら、早めに対処しましょう。
乾いた布類で、しっかり水滴を拭き取ります。スクイージーを使うと水滴をきれいに取り除くことができるので便利です。
サッシやゴムパッキン部分などに付いた水滴なども念入りに拭き取りましょう。
結露で怖いのは「カビ」の発生。
窓まわりのサッシやパッキン部分にホコリや汚れが付いていると、その汚れを栄養源にカビが発生する恐れがあります。カビ予防には、ふだんから窓ガラスやサッシ、パッキン部分の汚れをきれいにしておくことが大切です。
「クイックル ホームリセット」の「泡クリーナー」や「シートクリーナー」なら、ホコリや手アカもスッキリきれいに落として、二度拭きの必要もありません。
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窓の結露で、カーテンまで濡れてしまった経験はありませんか。カーテンが湿った状態が続くと、汚れにカビが発生しやすくなり、洗濯ではなかなか落としにくくなります。そうなる前にカーテンをお洗濯して、汚れをきれいに落としておきましょう。
室内外の温度差によって発生する結露対策には「換気」が何より有効です。こまめに窓を開けて空気の入れ替えをおこないましょう。