カビは落とすよりも予防!

お風呂のカビ予防・菌対策3つのポイント​

気になるお風呂の汚れ

気になるお風呂の汚れランキングの上位には「黒カビ」 「ヌメリ」「ピンク汚れ」など、カビや菌由来の汚れがランクイン。特に、夏に向かって、気温や湿度が上がるこの時期、カビは天井や壁、洗面器、椅子、ドア、ちょっとした隙間など、いたるところに発生します。

気になるお風呂の汚れランキング 20〜69歳 既婚女性 580人(2021年6月 花王調べ)

気になるお風呂の汚れランキング 20〜69歳 既婚女性 580人(2021年6月 花王調べ)

気になるお風呂の汚れランキング 20〜69歳 既婚女性 580人(2021年6月 花王調べ)

1.カビ・菌を知る

カビ発生の3条件​

「黒カビ」「ピンク汚れ」「ヌメリ」など菌由来の汚れは、目には見えなくても空気中に原因となるカビの胞子や菌が漂っており、「温度」「水分(湿度)」「栄養(汚れ)」の3つの条件がそろうと増殖し、目に見える汚れとなって現れます。

そのため、 「高温多湿」にならないように乾かす・換気をする、「栄養」となる汚れをなくす、など、3条件のうち、ひとつでも条件をなくし、カビや菌が増殖しにくい環境を作ることができれば、黒カビやピンク汚れの発生を防ぐことができます。

温度20~30℃、水分(湿度)70~95℃以上、栄養(汚れ)手あか、皮脂、石鹸カスなど

2.カビ・菌を予防する​​

カビは落としにくい汚れです。カビが生える前にカビ発生の3条件「温度・水分・栄養」を絶つ「カビ予防」から始めましょう。

「温度」を下げる​

入浴後の浴室は高温になりがち。換気しても室温が下がりにくい場合は、壁全体に水のシャワーをかけて温度を下げます。

「水分」を絶つ​​

換気必須

お風呂上りで湿気がこもるときや掃除のときは、窓やドアを開けて換気扇を回すなど、常に換気を心がけましょう。

水滴を見逃さない

入浴後と掃除後の水滴は放置するとカビが繁殖する原因となります。スクイージーや乾いた布で拭き取り、浴室の乾燥を心がけましょう。

<見逃しがちなところ>
天井の水滴、窓・ドアの結露、浴槽のふたの溝の水分、棚の下のしずく、シャワーヘッドの水滴​

風呂の椅子や洗面器は内側に湿気がこもり、カビやすいので注意しましょう。
使用後は内側が乾燥しやすいように、ひっくり返したり、立てかけておくといいですよ。

「栄養」を絶つ​​​

浴室の汚れ

カビの栄養となる浴室の汚れには、人のからだから出るアカや皮脂、石鹸などの洗浄料、水道水のミネラル分、空気中のホコリ、カビの胞子など、さまざまな由来の汚れがあります。一見キレイに見えても、蓄積すると落ちにくくなったり、いつの間にか汚れを栄養にしてカビが発生するので、軽いうちに日々の掃除で落としましょう。

汚れの由来 水アカ:水道水のミネラル分。水滴が乾くと白い跡が残る汚れ。 湯アカ:人のアカや皮脂が湯に溶け出し、水アカと反応した複合汚れ。 石鹸カス:石鹸など洗浄料と皮脂、水道水のミネラル分が反応してできる汚れ。 ホコリ:換気口や換気扇に溜まる汚れ。 カビ・菌:汚れを栄養に、ドアや浴室の隅に生える黒カビ、床や洗面器のピンク汚れ、排水口のヌメリなど、菌由来の汚れ。

浴室掃除は「上から下へ」「奥から手前へ」

カビの胞子は天井や換気扇に張りつき、床に落ちたり、室内に拡散します。また、浴室の隅や物影の湿気がこもりやすいところにも胞子がたまり、カビが発生しがちです。
常に「上から下へ」「奥から手前へ」を心がけましょう。

はじめに、換気扇のフィルター掃除を忘れないようにしましょう。

菌由来の汚れに強い浴室用洗剤を使う

基本的には、汚れに直接洗剤をスプレーし、所定の時間、洗剤を汚れになじませてから、水ですすぎ、乾燥させるのが掃除の手順となります。

日々の掃除で、菌由来の汚れに強い専用の浴室用洗剤を使用すれば、カビの胞子や菌に作用し、黒カビやピンク汚れ、菌由来のヌメリなどの発生を抑えることができます。

浴槽の汚れは乾くと落ちにくくなります。残り湯を抜いた直後の濡れた状態でスプレーしましょう。

洗浄はもちろん、ピンク汚れ、黒カビの発生も防ぎ*1、浴槽の抗菌*2、ウイルス除去*3まで。

  • *
    1,2,3すべての菌・ウイルスを除去、抗菌するわけではありません。
  • *
    2既に発生している汚れは除去してからお使いください。おそうじ後、お湯をはるまで抗菌(24時間以内)
  • *
    3エンベロープタイプのウイルス1種で効果を検証。

3.カビを落とす

いつの間にか、ひっそり増えるカビ

目立つところに発生するカビもあれば、人目を逃れひっそりと増殖しているカビもあります。
カビを除去する前に、すみずみまで忘れずにチェック!カビを見つけたら、拡がらないうちに、即、落としましょう。

<カビの生えやすいところ>
換気扇まわり、洗面器や椅子の底、石鹸ケースやシャンプー類、シャワーホース、シャワーカーテン、浴槽のふた、棚の下、タオルバーの下側、ドアの換気口 など​​

浴室用の塩素系カビ取り用洗浄剤を使用

日々の浴室掃除で気を付けていても、カビが生えてしまうことがあります。その場合は、浴室用の塩素系カビ取り用洗浄剤でカビを落とします。これは次亜塩素酸の作用でカビ胞子の細胞壁を壊し、菌糸の色素を脱色するからです。

必ず換気をし、カビ取り用洗浄剤を吸い込んだり、皮膚に付かないように、ゴーグル(めがね)、マスク、ゴム手袋、浴室用靴などで保護して、掃除しましょう。
また、酸性タイプの製品と一緒に使う(まぜる)と有害な塩素ガスが出て危険です。併用は避けましょう。カビ取り用洗浄剤の注意書きをよく読んでから使用しましょう。

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カビ取り剤を使う時のポイント

お風呂場は乾いた状態で
まず、浴室用洗剤で汚れを取ってから、乾いた状態でカビ取り剤を使うと剤が薄まらず効果的です。

目より上のスプレーNG!
目より上には、絶対スプレーしないでね!
天井など、目より上に使う時は、液を雑巾等につけて塗りつけましょう。

落ちにくい時は「湿布法」
カビに直接、カビ取り剤をスプレーし、ティッシュをかぶせ、その上からさらにスプレー。カビに湿布します。
10〜15分くらいおいてティッシュを取ったら、最後は、充分に水洗いしてね!

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ゴム手袋やマスク、眼鏡を忘れずにつけましょう。

密着成分配合で、きめ細かい泡が垂直面のカビにもとどまって効く。壁、棚の下側のゴムパッキンやシャワーホースなど、いままで落としにくかった場所のカビもしっかり落とす。

排水口まわりのカビ・ヌメリには

浴室のすべての汚れが流れ込む排水口は、常時、カビとヌメリ、ニオイが発生しやすく、形状が複雑で掃除しにくい場所でもあります。そんな排水口まわりの掃除には、発泡する粉末タイプの塩素系カビ取り剤が便利です。

粉をふりかけ、水を注ぐと強力発泡。泡が排水口をまるごと包みこむので、こすらなくてもカビ・ヌメリをしっかり落とし、排水口のフタ裏・髪の毛の受け皿・水のたまり口のすみずみまでキレイにします。除菌*1・ウィルス除去*2・消臭効果もあります。

  • *
    1すべての菌を除菌するわけではありません。
  • *
    2すべてのウイルスを除去するわけではありません。
  • 清掃面に泡が接触しないと十分な効果がでません。

排水パイプのニオイには

排水口をキレイにしたのに、なんだか匂う、カビ臭い?!
それはパイプのヌメリやつまりからから発生するニオイかもしれません。
そんな時は、排水パイプのヌメリ・髪の毛を溶かす排水パイプ専用の洗浄剤で手入れします。

高粘度ジェルがピタッと密着して、髪の毛・ヌメリを溶かすから、つまりもニオイも撃退できる。99.99%除菌*1、ウイルス除去*2も。

  • *
    1ステンレス表面での除去率。すべての菌を除去するわけではありません。
  • *
    2すべてのウイルスを除去するわけではありません。

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