2025年4月15日
デリケートな食器はお手入れ次第
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クリスマスや忘年会、新年会など、ホームパーティの機会が増える時期。特別な食器や調理器具でおもてなしをしたいものですね。楽しんだ後は、次も気持ち良く使えるよう、きちんとお手入れして保管しましょう。
INDEX
グラスは割れやすく、汚れも少ないので、最初に洗いましょう。
やわらかいスポンジと食器用洗剤「キュキュット」で洗います。口の細いグラスやカットグラスには「キュキュット CLEAR泡スプレー」がおすすめ。ぬるま湯ですすぐと水切れがよくキレイに仕上がります。洗った後は、くもりを防ぐためにも十分に乾かすことがポイントです。
拭くときは、毛羽の残りにくく柔らかい布(日本手拭いや麻混紡のふきん)がおすすめ。
長期間使わずにくもってしまった場合や、凹凸のあるカットグラスなどの汚れが気になる場合には、台所用漂白剤「キッチンハイター」でつけおきを。
5Lの水にキャップ2杯(約50ml)のキッチンハイターを入れ、約30分つけおきした後、水で十分にすすぎ、乾かしましょう。
●詳しい漂白剤の使い方はこちらから
漆器は傷つきやすいので、かたいものでこするのは厳禁。また、素地は木なので、水に長時間つけるのもNG。木地が膨張し、ゆがみやひび割れなどの原因になります。
使用後はすぐに、柔らかいスポンジに食器用洗剤「キュキュット」を付けて手早く洗い、水切れをよくするためぬるま湯ですすぎます。すすいだ後は、自然乾燥ではなく、毛羽の残りにくく柔らかい布(日本手拭いなど)で拭き、乾かします。乾いたらさらに1~2度から拭きすると、漆が長持ちします。
お椀の高台(こうだい)や重箱の隅は水が残りやすいので、拭くときに注意しましょう。
漆器は乾燥が大敵。ひび割れの原因となるので、極度に乾燥した場所での保管は避けましょう。
また、器を重ねて収納する場合など、傷をつけないために布やティッシュペーパーで包むことをおすすめします。
必ず、手でさわれる程度に冷ましてから、やさしく洗いましょう。油分が多い場合は、食器用洗剤「キュキュット」を使って。外側の鍋底の部分は、釉薬(うわぐすり)がかかっていないため、強く洗いすぎると傷が入ってひびの原因になるので、やわらかいスポンジで軽くなでるように洗います。
汚れがこびりついた場合でも、ゴシゴシとこするのはNG。土鍋に40℃程度のぬるま湯をはり、粉末タイプの住居用洗剤「マジックリン EXPOWER こびりつき汚れ用つけおきパウダー」を入れ、2~3回かき混ぜます。30分~1時間ほどつけおきした後、スポンジなどで軽くなで洗いしてよくすすいでください。
ホーロー鍋も、お手入れ方法は同じです。
吸水性の高い陶器の徳利(とっくり)は、お酒をたっぷり吸いこむので、表面を洗うだけではしみこんだお酒が抜けず、カビが生えることがあります。
使用後は、お酒を抜くためにお湯にしばらくつけてから、食器用洗剤「キュキュット CLEAR泡スプレー」をスプレーして流し、よく乾かしてからしまいましょう。
泡スプレータイプならば手の届かない奥まで清潔に洗えます。
陶器は吸水性があるので、しみこんだ水分が残っているとカビが生える原因に。水気を拭き取った後、完全に乾かしてから湿気の少ない場所で保管しましょう。