2025年3月11日
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寒い季節の定番、ダウンジャケット。最近では自宅で洗えるダウンジャケットも増えています。でも、自宅で洗うのはちょっと不安…そんなあなたに、ダウンを失敗なく洗うコツを動画付きでご紹介。節約にもなる自宅でのダウンジャケット洗濯を試してみませんか?
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最近では、クリーニングに出さなくても自宅で洗えるダウンジャケットが増えてきました。しかし、自宅で洗濯するのが難しいと感じている方は実に7割にも上ります。
今回はお手持ちのダウンジャケットが自宅で洗えるか確認する方法から、ぺちゃんこにならないためのポイント、洗い方のハウツーテクニックまで、おしゃれ着用の洗たく用洗剤「エマール」を使って、詳しく紹介します。
ダウンジャケットの裏に付いている洗濯表示をチェックします。
手洗いができるマークが付いていれば、家庭で手洗いが可能です。
家庭で洗えないマークが付いている場合は、家庭での洗濯ができません。
クリーニング店にお任せしましょう。
※フード等に付いているリアルファーは家庭で洗えないので、外せるものは外してください。エコファー(フェイクファー)は家庭で洗えます。
●詳しい洗濯表示の見方はこちらから
「手洗い」がおすすめです。
ダウンジャケットの洗濯は「手洗い」がおすすめです。「脱水」のみ、洗濯機で軽く脱水します。
ダウンジャケットは空気の層があることで保温効果を発揮します。その空気の層のふくらみを維持するために、羽毛にはダウンだけでなくフェザーも使われています。このフェザーの羽根の軸が折れると、ふくらみが失われて保温効果が低下、見た目もペシャンとつぶれてしまいます。家庭でダウンジャケットを洗濯する際は、これに注意し「手洗い」で優しく丁寧に扱いましょう。
中性のおしゃれ着用洗剤を選びましょう。
ダウンジャケットに使われている羽毛(ダウンやフェザー)は繊細なため、適切な洗剤で洗うことが重要です。花王のおしゃれ着用の洗剤(中性)「エマール」なら、汚れをしっかりと落としながらも、素材に負担をかけることが少なく、きれいに洗い上がります。
ダウンジャケットを洗う際、中性洗剤なら何でも良いというわけではありません。中性でも、おしゃれ着用以外の衣料用洗剤で洗ったり、食器用洗剤を部分洗い用として使用したりしてしまうと、羽毛や繊維を傷める恐れがあります。
そこで、デリケート衣料用に特化した「おしゃれ着用の中性洗剤」を選ぶことが、ダウンジャケットの品質や性能を保ち、洗濯の失敗を防ぐポイントになります。
洗い方と干し方にひと工夫が必要です。
脱水直後はぺちゃんこでも、洗い方と干し方に気を付ければ大丈夫です。
<ぺちゃんこにしない心得3箇条>
※詳しくは次の「実践!ダウンジャケットの洗い方」のパートをご覧ください。
襟や袖口の汚れには、水を含ませたスポンジに「エマール」の原液を付け、軽くたたくように汚れを落とします。
全体が濡れてしまうと汚れが見えにくくなってしまうので、乾いているうちに処理するのがポイントです。
YouTube video:01ダウンジャケット洗い方【前処理】 ※音声なし
次の順番で洗濯します。
ファスナーを閉じ、襟や袖口などの汚れた部分を外側にしてたたみます。
洗面ボウル(もしくは洗いおけ)に30℃以下の水をはり、「エマール」を入れ、洗濯液を作ります。(水4Lにエマール10ml)
温度が高いと、素材によっては色落ち、色あせなどを起こすことがあります。
たたんだまま洗濯液に浸し、やさしく押し洗いします。
両手で「沈める」「浮かせる」を20〜30回繰り返し、洗濯機で軽く脱⽔(1分以内)します。
羽毛が傷むので、もんだりこすったりする「もみ洗い」や「つかみ洗い」は厳禁です。
脱水することで、すすぎの泡切れがよくなります。
すすぎは2回行います。
すすぎ方は、きれいな水で、押し洗いと同様に「沈める」「浮かせる」を10~15回行います。
すすぎ終わったら、最後に洗濯機で軽く脱⽔(1分以内)します。
YouTube video:02ダウンジャケット洗い方【洗濯】 ※音声なし
かさばって、洗面ボウルや洗いおけに入らないロングダウンは、縦型洗濯機の洗濯槽を「おけ」の代わりに使い、押し洗いすると便利です。
シワや型崩れを防ぐため、脱水後は放置せず、すぐに取り出します。
厚みのあるハンガーで、陰干しします。
濡れている状態で羽毛を無理にほぐさないようにしましょう。
羽根の軸が折れてしまうことがあります。
乾燥機を使って乾かす場合は、洗濯表示をチェック。
タンブル乾燥不可マークがある場合はドラム式の乾燥機使用はNGです。
羽毛が片寄ってダンゴ状になっている場合は、やさしくほぐし、両手ではさむようにして軽くたたいて形を整えます。
中の羽毛は乾きにくいので、さらに室内干しし、中までしっかり完全に乾かします。
乾燥が不十分な状態だと、ニオイやカビの原因に。
完全に乾いたら、羽毛が均一になるように、縦と横の両方から軽くふりさばいて空気を入れてふんわりと仕上げます。
空気を含ませるように軽くふりさばくのがコツ
完了です!ふっくら洗いあがりました。
必要に応じて、仕上げに防水スプレーを使う場合は、目立たないところで試して問題なければ、換気のよい場所で使用しましょう。防水スプレーには汚れをつきにくくする効果もあります。
YouTube video:03ダウンジャケット洗い方【干し方・仕上げ】 ※音声なし
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