2023年8月31日
体臭研究の第一人者・五味常明先生に聞く!
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冬の通勤電車に乗ったときに、モワッと不快なニオイを感じる経験、ありますよね。そのニオイ、あなた自身からも放たれているかもしれません。実は、油断しがちな冬こそ衣類の防臭&消臭ケアが重要です。汗やニオイで悩む多くの人たちにアドバイスをしている体臭研究の第一人者・五味常明先生に、冬にかく汗のニオイと、その対策についてうかがいました。
働く男女の2人に1人は「秋冬でも汗をかきやすい」と答えています。さらに、「汗をかいたとき、服のニオイが気になる」人は約8割。多くの人が体と同様に服に付いたニオイを気にしています。
自分のニオイを気にするとかえって緊張して汗が出やすくなり、さらに汗のニオイが強くなる悪循環に陥ってしまいます。
原因と対策をマスターして、ニオイストレスからサヨナラしましょう。
冬の汗は夏の汗よりもニオイがきつくなりがちです。その理由は、汗の「質」にあります。冬は夏よりも発汗量が少ないので、汗腺のろ過機能が衰える傾向に…。そのため、体内の脂肪酸や乳酸、アンモニアなどを多く含んだ濃度の高い汗になりやすいのです。これらの汗の成分は、雑菌のエサとなるので、菌が繁殖し、ニオイの発生源となります。
また、冬は厚着をするので、蒸れてニオイが濃縮されることに!さらに、衣類に汗やニオイが付いたとき、その都度洗うことができればいいのですが、ニットやジャケットなどはなかなかそうもいきません。家で洗えない・洗いにくい衣類が多い冬は、常に衣類がにおう事態を引き起こしやすいのです。
冬の汗のニオイ対策では、すぐに洗えるインナーで汗をしっかり吸って、汗がアウターに移らないようにすることが肝心です。インナーは吸湿性に優れたものを選びましょう。わき汗もカバーできる、汗取りパッド付きのインナーもあります。
インナーの素材は、吸湿性とともに、速乾性も要チェック!いくら吸湿性がよくても、汗で湿ったままだと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。吸湿性と速乾性の両方を持った機能性素材のインナーがおすすめです。
速乾性に優れたインナーを選んでも、蒸気がアウターの内側にこもっては意味がありません。重ね着をするときは、肌と衣類の間、衣類と衣類の間に適度なゆとりをもたせて、蒸れを防ぎましょう。
また、防寒用のジャケット類は、透湿性(湿気を外に逃す機能)に優れたものが理想です。
本来、汗はほぼ無臭です。それなのに汗がにおうのは、汗に含まれる脂肪酸などをエサに雑菌が繁殖し、ニオイの原因物質を出すため。つまり、雑菌が繁殖しにくい状態であれば、汗をかいてもニオイは抑えられるのです。
洗濯や衣類用消臭剤を活用して衣類をにおわない「防臭服」にすれば、汗を吸った衣類のニオイ問題も解決します!
そこで花王からおすすめするのが、抗菌効果のある洗剤や液体タイプの酸素系漂白剤です。
「アタックZERO」などの、衣類に潜むニオイ菌を取り除いたり増殖を抑える効果が高い洗剤を使えば、洗濯から着用中までニオイの発生を防いでくれます。
衣料用漂白剤「ワイドハイターEXパワー」は、色柄物にも安心して使える酸素系漂白剤。シミ汚れを落とすだけでなく、消臭効果も発揮。洗剤と一緒に入れるだけで、繊維の奥にしみついたニオイのもと*1から消臭します。抗菌*2効果発揮し、衣類の清潔が長続きします。
おしゃれ着用の洗たく用洗剤「エマール」とも一緒に使えるので、ニットやワンピースなどのおしゃれ着には、「ワイドハイターEXパワー」と「エマール」の合わせ技がおすすめ。
柔軟仕上げ剤「ハミング消臭実感Wパワー」は、しつこい汗・脂臭まで着用中ずーっと無限消臭。衣類の抗菌*1はもちろん、W消臭成分最大配合*2。
汗・脂臭にハミング史上No.1の消臭力を実現しています。
スポーツの汗・加齢臭にも!
衣類・布・空間用消臭剤「リセッシュ除菌EX」なら、汗をかいても24時間ずっとニオイ0へ!
布の奥まで浸透して、イヤなニオイを撃退します。
中和消臭技術+皮脂酸化ブロック技術で、あとから衣類・布製品に付着する汗・皮脂臭の防臭までできる。その上、99%除菌*1・99%ウイルス除去*1*2もできます!
インナーではカバーできないアウターのエリぐりや首周りの対策は、家庭で洗える薄手のマフラーやスカーフを利用して。ジャケットやコートをはおるときにエリの内側に巻くと、アウターに汚れや汗が付くのを防げます。
冬の汗のニオイ対策の極意は、「汗をインナーでしっかり吸って、アウターに移さないこと」「洗濯で衣類のニオイ菌の繁殖を予防すること」そして「消臭剤でスーツやコートなどの汗のニオイ対策をすること」。防臭を意識したインナー&お洗濯で、この冬は、汗をかいてもニオイの心配はなし!ですね。
【監修】
医学博士 五味 常明先生
体臭多汗研究所所長/五味クリニック院長
一橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科等で形成外科学、多摩病院精神科等で精神医学を専攻。患者の心のケアを基本にしながら、外科的手法を組み合わせる「診療外科」を新しい医学分野として提唱、体臭・多汗治療の現場で実践。『ビジネスマン流 汗とにおい対策Q&A』『汗とにおい対策で女子力UP!』など著書多数。