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2025年3月、和歌山工場で開催の春休み見学会にMy Kao会員さまをお招きしました!
みなさまが向かったのは、花王和歌山事業場内の洗剤や柔軟剤などの製造工場と花王エコラボミュージアム。
参加者さまのご感想と共に、当日の様子をご紹介します!
花王の工場の中でも、最大規模の生産能力を誇る和歌山工場。花王製品の国内(総)生産量のなんと4割以上がこの工場で作られています。
和歌山事業場内にある花王エコラボミュージアムは、先端のエコ技術を楽しみながら体験できる施設で、3つのエリアからなっています。
地球環境のいまを考えるゾーン。
花王製品のライフサイクルにおけるエコの取り組みに注目したゾーン。
毎日の家事をゾーン。 エコ視点で科学する実験
洗剤の原材料として何がえらばれ、どのような特徴があるのかを学べます
輸送回数を減らし、運ぶときのCO2排出量を削減するさまざまな工夫をご説明
人が1日に使う水の量をペットボトルの量で体感できます
廃棄の際のごみの量が容器により違うことが一目でわかります
生物多様性を、生きもののつながりや自然の恵みなどの視点で表現しています。
備長炭に使われる和歌山県木のウバメガシなどで里山が再現され、水槽にはメダカなどの魚たちが泳ぎ、生命のつながりに触れることができます。
とっても大きなドジョウも泳いでいますよ。(25年5月現在)
2025年3月、春休みのお子さまも楽しめる
特別見学会を実施しました!
※工場は撮影禁止のため、今回は花王エコラボミュージアムでの プログラムについてご紹介します。
まずはミュージアム内を自由見学。フロア内に点在するクイズにもチャレンジし、楽しみながら暮らしの中のエコについて学びました。
エコのクイズで、生活とエコについて学ぶことができました。親子で環境問題や地球について考えるきっかけになりました!
みんなでいっしょにハンドクリームを作る化学実験♪水と油は、普通は混ざり合うことはありません。しかし、界面活性剤を加えると「乳化」という仕組みが働き、水と油が混ざり合うことを体験しました。
ハンドクリームを作る実験が楽しかった! 水・油・界面活性剤のボトルは、振れば振るほど混ざって固くなるのかなと思って、いっぱい振っちゃった。
水と油の関係はなんとなく知っていたけど、今回実際に実験してみて詳しく理解できました。「本当にハンドクリームが作れちゃうんだ!」と驚きです。
水と油の性質のことを学び、実際にハンドクリームなどを作る実験ができたので、大人も子どもも楽しめてとてもよかったです!
もともと工場見学が好きで、食品工場に行ったりしています。大抵はガラス越しで、生産ラインを遠くから見下ろすことが多いのですが、今回は実際に工場内へと足を踏み入れることができて、すごく楽しかったです! 機械音の大きさやにおいなど、中に入ったからこそわかる発見がたくさんありました。
展示を見て、水道を出しっぱなしにしないことや、洗剤の量を適切に使うこと、部屋のエアコンをきちんと消すこと、ごみを増やさないこと、そしてecoペコボトルを使うことなど、さまざまなエコ活動に取り組んでみようと思いました。家族みんなで、明日から早速実践していきます!
今回の見学では、花王さんは洗剤を作るだけじゃなくて、その技術を生かしてコンクリートやタイヤも作っているのを知ったことが予想外の驚きでした。知られていない技術が、いろんな形でエコにつながっているんですね。
私は小さいころ、親にいろいろな実験教室に連れて行ってもらったことがきっかけで、理科や実験が好きになりました。「あのころの恩返しがしたい」「あのとき感じたワクワク感を共有したい」。
そんな想いで今回、化学実験にみなさまをお迎えしました。「実験って楽しいね!」と、参加者のみなさまが笑顔で言ってくださって感無量でした! これをきっかけに、理科や実験を好きになってもらえたらとってもうれしいです。
「製品の一生」を知ることでエコを学び、モノづくりの面白さ・楽しさを感じ、日々の暮らしに役立ててもらえたら…。そんな想いで、花王エコラボミュージアムでは、さまざまな部署の協力を得ながら日々コンテンツを開発しています。
コロナ感染症に伴う見学規制を解除し、中断していた見学会も、昨年から再開することができました。今回、My Kao会員のみなさまに楽しんでいただけて、大変うれしく思っています。これからも、多くのみなさまのご来館をお待ちしています。
ごみの容器の展示を見て、「つめかえ用製品ならごみの量をこんなに減らせるの!」とびっくりしました。そのあと、自分でごみの容積を測ることで、数字を見るだけでなく、より実感を持つことができました。
洗剤以外にも、私たちが知らない分野で多くの企業とコラボしていることを知りました。セメントを水の中で固める技術って!すごいなぁ。