シェアする
花王で国内最大規模の工場。
洗たく用洗剤、食器用洗剤、シャンプーなど
たくさんの製品がここで作られています。

和歌山事業場内にある、「地球環境のいま」と
「花王の先端のエコ技術」の情報発信ミュージアム。
展示の工夫と体験型プログラムにより、
楽しみながらエコに関する学びを深められます。
2025年10月、秋の特別見学会を開催しました!
今回のテーマは...
一般的な工場見学とはひと味違う、
知的好奇心あふれる大人のためのプログラムです。
参加者さまのご感想と共に、当日の様子をレポートします。
洗剤やシャンプーで汚れが落ちるのはなぜ? 洗剤などに含まれる「界面活性剤」の働きを知り、水と油の不思議な関係を解き明かす実験を行いました。

当日は洗剤の主な働き(浸透作用、分散作用、再汚染防止作用)が体感できる3つの実験を行い、特に反響が大きかった「ローリングアップ」をご紹介!
花王エコラボミュージアムには、触れて楽しめる体験型プログラムがたくさん。エコな取り組みができるヒントを学びました。
花王エコラボミュージアムには、触れて楽しめる体験型プログラムがたくさん。エコな取り組みができるヒントを学びました。
展示ボックス内の光の表示により、製品のライフサイクルごとのCO2排出量を確認しました。もっともCO2排出量が多いのは、製品を使うときなんです!

日本で1人が1日に使う水の量は、なんと2リットルのペットボトル約110.5本分(※)! トイレ・お風呂など使用目的別の割合や、家庭でできる節水の工夫も学びました。
(※)出典:東京都水道局調べ(2021年度)

花王といえば、洗剤などの日用品のみを扱うメーカーだと思っていませんか? 実は土木・建築・農業といった幅広い産業分野においても、花王のエコで独創的な素材と技術が使われているんです。

たとえば、自動車のタイヤゴム。花王の界面制御技術が活用されたシリカ分散配合タイヤは、安全性と燃費性能を兼ね備えています。
![]()
花王の様々なエコの取り組みを知って、「地球環境に配慮している会社だな〜!」と実感しました。私も少しずつ、生活のなかでできることをやっていきます。
![]()
見学会の最後は、花王の研究員とのトークタイム。研究員みずから、製品の成り立ちや裏側にある工夫と技術について解説しました。製品がグッと身近に感じられて、前向きにエコを実践したくなる、素敵なひとときになりました♪
「アタックZERO」は少ない使用量でも汚れが落とせる、濃縮タイプの洗剤です。四季の寒暖差にも耐える安定した品質担保に力を入れながら、地球にもお財布にもやさしい「すすぎ1回」を実現しています。個人的には、片手で簡単に計量できる「ワンハンドボトル」が推しです!
「キュキュット」は、手洗い用・スプレー式・食洗機用など、様々なタイプがありますが、製品形態に合わせて適切な泡の設計をすることで、「食器洗いをもっと楽しく、前向きに」を実現しています。ぜひ、洗うときの“泡”に注目してみてください。
「工場見学」がとても新鮮でした! 特に、普段から愛用している「洗たく用の粉洗剤」の製造プロセスを間近に見られて感動です。見学会に参加して、花王製品への親しみと信頼感がいっそう深まりました♪
子ども向けの工場見学は行ったことがありますが、今回は「大人向け」。すっごく楽しかったです♪ ちなみに、見学会の募集案内を見て自宅の花王製品をチェックしたら、家中「花王だらけ」なことが判明(笑)。「これは応募するしかない!」と確信しました。
体にやさしい原材料を使う、輸送用段ボールの厚さを工夫する、魚が泳げるほど工場排水を浄化するなど、地球環境に対する花王の努力を知って感心しました。一方、私は今までずいぶん無駄なことをしてきたみたい…。今日からエコを心がけます!