
「いい顔の、素顔。」は、様々な分野で活躍するゲストをお呼びし、毎日をいい顔で過ごすための工夫や考え方についてお伺いする特集です。フリーアナウンサーとして活動しながら、株式会社AGRIKOの戦略事業部に勤める細田阿也がナビゲーターを務め、ゲストの知られざる素の一面を引き出していきます。
今回は、元バレーボール女子選手で、一般社団法人スポーツを止めるなの理事を務めている大山加奈さんをゲストにお招きしました。とにかく「勝つ」ことを求められた現役時代を経て、引退後は妊娠・出産を経験。現在は、女性アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題解決に向けた「1252プロジェクト」を推進しています。ご自身の経験を踏まえて女性のからだの変化とどう付き合っていけばいいのか、語っていただきました。
また、「ロリエ」のブランド担当を務める田村優樹も対談に参加しました。ナプキンの備品化プロジェクトである「学校のロリエ」を進めていく中で、女子学生アスリートが自分らしくいるためにどのような環境が望ましいのか、一緒に考えていきます。
(この記事は2ページ構成です)
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田村 優樹(たむら まさき)
2016年花王グループカスタマーマーケティング株式会社入社。
8年間の営業担当を経て、2024年から花王株式会社サニタリー事業部にて生理用品ブランド「ロリエ」のマーケティングを担当。
細田
お互いに助け合う気持ちは、「ロリエ」とも親和性がありますね。
田村
そうですね。「学校のロリエ」や「職場のロリエ」というプロジェクトを進めていく中で、企業全体が生理を理解し、サポートし合う環境を整えていくことができればと考えています。ただ生理用品を提供するだけでなく、男性も含めてお互いが寄り添っていける雰囲気を作っていきたいです。
細田
どのようなプロジェクトか、詳しく教えてください。
田村
「ロリエ」のパーパスである「生理をもっと過ごしやすく」が実現できるように、生理の間も職場や学校で安心して過ごせるようになることを目指しています。「学校のロリエ」は今、250校以上に導入されています(2026年2月現在)。突然、生理が来てしまうという悩みの他、休み時間は移動があったり友達と話すのに夢中だったりして、ナプキンを取り替えそこねるといった話も聞きます。生理用品は保健室にありますが、行きにくい場合や、タイミングを逃してしまうこともあるようですね。
大山
友達に知られると恥ずかしい気持ちもあるから、トイレに生理用品が置いてあってそこで解決できるのはすごく助かると思います。
田村
大山さんが持ってくださっているのが「学校のロリエ」のボックスで、中にはスリムガードが入っています。「ロリエ」の中でいちばん薄いタイプで、ごわつかず吸収力があります。

医薬部外品 販売名:ロリエAW-e
田村
しっかり吸収しないとかぶれたりムレたりしやすいので、吸収力は大事ですね。薄いから通気性がいいのもポイントです。小さなポーチに入れてもかさばらないし、目立たず持ち運びできるのも若年層に支持されている理由かなと。
学生さんたちからは、「学校のロリエ」があること自体が安心だという声も聞いています。将来的には、「学校のロリエ」があることが当たり前だと思ってもらえるように広めていきたいですね。
細田
「職場のロリエ」については、どのような反響がありますか?
田村
すでに700社以上で導入されていて(2026年2月現在)、職場に対する印象がよくなりました、という反応をいただいています。
大山
社会が変わりつつありますね! スポーツ界が変わることで社会が変わることって結構あると思って活動しているので、「ロリエ」のプロジェクトで社会が変わっていくお話を伺えて、うれしいです。

細田
先ほど、婦人科の話が出てきましたが、それはご自身の経験からでしょうか。
大山
結婚を考えた30歳の時に初めて婦人科に行きました。それまでに腰を手術したり、基礎体温を計ったらずっと35度台で、自律神経失調症もあったりと、もしかしたら子どもを授かりにくいからだなのかもと感じていて、ブライダルチェックを受けてみました。そうしたら、どうやら子どもを授かるのは厳しそうだと。自分のからだともっと早く向き合って診察を受けていればと思いましたし、バレーボール選手としての人生まで否定してしまうようなぐらいショックな出来事でした。
細田
そういった経験があるからこそ、次の世代に寄り添った活動をされているのかなと。
大山
小中高と全国制覇をして国際大会に出場した私が、何よりも大事なのは勝つことではないですよと伝えると、皆さんハッとしますね。私は今、もっと自分を大事にしておけばよかったと心の底から感じているので。結婚するのも子どもを持つのも自由ですが、自分が望んだ時に選択肢が狭まらないように健康でいてほしいです。
細田
だからこそ、双子のお母さんになったのは感慨深かったのでは?
大山
奇跡! 奇跡でしかないです。
子供を授かったのは、からだの調子が整ってきているなと感じていた時でした。柴犬のだいずと朝晩お散歩で1時間くらい歩き、夜ふかしもしなくなって食事も作るようになり、当たり前のことを当たり前にちゃんとやることでこころとからだが健康になったなと。そこで妊娠したので、タイミングがよかったんだなと思いました。
細田
その健康を保つために、習慣にしていることはありますか?
大山
だいずの散歩と、ピラティスを週に1〜2回。そして、寝る前に必ず「幸せー!」と口に出すことです。
細田
「疲れたー!」じゃなくて?
大山
両サイドに子どもがいて、足元にだいずがいて、こんな幸せはないと思って寝るようにしていますね。

細田
これからの活動についてお伺いしたいと思います。まずは、これからの女子学生アスリートの未来に向けて、どんなことを伝えていきたいですか?
大山
スポーツをやっていたらもちろん勝ちたいですし、そこを否定するつもりはありません。でもそれと同じくらい、大事なものがあります。私自身、バレーボールをやってきてよかったと思いますが、それは仲間ができたこと、自分が成長できたことを感じられるから。勝つことだけに注目するのではなくて、スポーツをすることで何を成し遂げたいか、どうありたいかを大事にできると、自分らしさがもっと出てくるのではと思います。
細田
目的や夢をどこに持っていくかは、学生の皆さんには悩ましいところですよね。その先を考えてほしいということでしょうか。
大山
私も指摘されて気付いたのですが、実はアスリートは目標を自分で作ってはいないなと。国際大会が4年に1回あって、それに合わせているだけなので。だから学生の皆さんは、自分がどうありたいとか、今後どうなりたいのか、と考えることをやってみてほしいです。
田村
トップを走ってこられた大山さんが言ってくださるのは、すごく意味があるなと思います。
細田
そのためにも今後チャレンジしていきたいことはありますか?
大山
アスリートの皆さんがもっと当事者意識を持てるように、伝え方をブラッシュアップしなくては、と思います。そのうえで、スポーツをやっている学生さんたちが、「このスポーツを選んでよかった」と思える環境を作っていければ。それにはまず、健康でないと何もできないので、まずは土台であるからだを整えようと伝えていきます。
細田
からだの土台作りは、「ロリエ」がサポートしてくれそうですね。
田村
ナプキンを提供するだけでなく、そばにいることで安心感がある環境そのものを作り出していきたいですし、そういう考え方を伝えていければ。そう思って、これからも活動を続けていきたいです。
細田
お二人からの温かいお話が、女子学生アスリートの皆さんの支えになるといいですね。
ヘア&メイク/花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター 形部華、吉谷真由美、荘野真美
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今回の対談で細田阿也さんのメイクに使用した製品はこちら
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