和歌山県にある花王エコラボミュージアム。 ここでは花王が製品づくりにおいて重きを置いている環境への取り組みや成果とともに、 それを支えるエコ技術を大人にも子どもにも、興味深く見ていただけるよう展示しています。 この特集では、花王エコラボミュージアムで見ることのできる具体的な活動をご紹介します。
花王のエコへの取り組みは、
花王のめざす「きれいなあしたへ」から生まれています。
「みんなが、清潔で、美しく、すこやかにいることで、 こころのゆとりが生まれ、笑顔でくらせる」そんなあしたをつくりたい。
でもそれは、地球環境への配慮と両立されてこそ意味を持つもの。
そこで花王は、製品のライフサイクル、つまり、原材料が選ばれ、製品がつくられ、
運ばれ、使われ、捨てられるという、製品のたどるすべての工程が、 少しでも環境に配慮されたものになるよう、さまざまな活動に取り組んでいます。
このLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)※の視点から お客様にとっての「きれいなあしたへ」を実現すること。
それが花王の「よきモノづくり」なのです。
※原材料を選ぶところから、ゴミとして廃棄されるまでのあいだに、製品が環境に与える影響を計る指標。
洗剤の原材料は、環境への影響のみならず、地球上の人口増加にともなう食料問題など、複合的な視点で考えていかなければなりません。私たちは、地球の未来を想定しながら、現在、洗剤の主な材料となっているヤシのほかにも、さまざまな可能性を探り、日夜研究を進めています。
水や資源は永遠のものではなく、その見通しは深刻です。どうしたら資源を無駄にせずにモノを作れるのか。地球環境を考えながらお客さまの生活を豊かにする「よきモノづくり」を実現させていくために、私たちは、廃棄物の徹底した削減と、資源の有効利用に取り組んでいます。
地球温暖化の大きな要因とされるCO2(二酸化炭素)の削減は、いま世界が取り組むべき環境問題の大きな柱のひとつです。より少ないエネルギーで、より多くの製品を運ぶにはトラックの数を減らし、輸送を効率化することが課題です。そしてそこには花王だけではなく、ビジネスパートナーの協力が不可欠です。
水不足の問題は、世界的に深刻化しており、地球の人口増加にともなって悪化していくと言われています。日本に住む私たちが使う水は、1日あたり平均約233リットル。少しでも無理なく節水する方法を、花王は製品の改良から取り組んでいきたいと考えています。
資源の問題とともに、いまやゴミ問題は、地球環境を考えるときに避けては通れません。ゴミを減らし、容器の材料も減らすために開発された詰め替え、つけ替え用製品は、日々進化しています。
〒640-8580 和歌山県和歌山市湊1334
花王株式会社 和歌山工場内
このロゴは、「いっしょにエコ」をテーマに、さまざまな人が集う「研究の森」をシンボル化しています。ひとつひとつのモチーフは、森を構成する“木”と、花王製品の主原料である“界面活性剤(かいめんかっせいざい)”を表しています。
(注)
※和歌山工場内での写真・ビデオ撮影・録音はご遠慮ください。
※和歌山工場内は禁煙となっております。
※館内での飲食はご遠慮ください。
※飲酒されているお客さまは、見学をお断りさせていただいております。