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乾燥性敏感肌の方におすすめの、すごい技術ができた! ということで、今回は乾燥性敏感肌の方のQOL向上をめざして研究を進めた画期的な技術を、花王スキンケア研究所の研究員が紹介します。
<プロフィール>
北島さん
花王スキンケア研究所 研究員
入社以来、保湿ケアを中心としたスキンケア商品の研究開発に携わっている。
「まるで角層のように薄い膜を肌の上に簡単に作ってしまう技術ができました!」と語るのは研究員の北島さん。その技術とは具体的にはどのようなものなのでしょうか?
北島さん「角層は肌の一番上にある食品用ラップ程度の非常に薄い膜なのですが、肌を守る大切な役目を果たしています。この角層に着目して、乾燥性敏感肌の方に向けて、キュレルから今までにない新しい提案ができる技術です! とても細かい繊維を肌に直接ふきつけることで、まるで角層のような薄い膜を肌の上で作る技術を花王では『ファインファイバーテクノロジー』と呼んでいます」
すごい技術ですね! でもなぜそれが乾燥性敏感肌の方の役に立つのでしょうか?
北島さん「私たちは、乾燥性敏感肌の方々の声に耳を傾け続けてきました。そしてある時こんな風に思ったのです。もしも乾燥している肌の上を薄い膜で覆ってみたらどうなるだろう? もしかしたら角層と同じように乾燥から肌を守る、肌にとって良い働きをしてくれのではないかと……」
ファインファイバーテクノロジーが、キュレルの新たなケアとなることをめざして開発をスタートしたといいます。新たなケアとは具体的にはどんなケアなのでしょうか?
北島さん「肌につけた瞬間から、まるで角層のような薄い膜を肌上で形成する新しいお手入れ。ぬるケアとはまったく違う発想の『着る角層ケア』の提案です!」
ぬるのではなく“着る”というのは新しい発想ですね。そもそも角層にはどんな役割があるのでしょうか?
北島さん「角層には3つの役割があります。1つめは、肌内部から水分が逃げてしまうことを抑えるバリア機能。2つめは、肌外部からの外部刺激を抑えるバリア機能。そして3つめは、角層自体に水分を保つ機能です」
角層はとても大事な役割を担っているのですね!
北島さん「でも、乾燥性敏感肌の方の肌特徴は、乾燥から肌を守る角層のバリア機能が低下して肌から水分が逃げやすく、肌の外側からの刺激も受けやすい状態になっています。この『着る角層ケア』は、肌表面にもう1枚のまるで角層のような極薄の膜を作ることで、寝ている間も長時間角層にうるおいを留め続けて、翌朝までもっちりとした肌に導いてくれます」
まさに新しいスキンケア! さらには、寝ている間の摩擦刺激からも肌を守ってくれるそう。それも嬉しいポイントです。
加えて、花王独自の技術も採用されているとのことですが、どういったものなのでしょうか?
北島さん「膜を形成する細かい繊維から保湿成分が染み出して、肌の上に広がるブリードアウト技術を採用した花王独自処方を開発しました! これにより、ふきつけるだけで簡単に、しかも肌になじみやすいしなやかな膜を作ることができるようになりました。すっぽり片手に収まる形状で、お顔の狙った位置にふきつけやすい設計になっています。短時間で的確にふきつけられるのもポイントです」
持ちやすくて軽い。操作も簡単なのですね。
使う順番はどのようにしたら良いのでしょうか?
北島さん「普段使用されているアイテムはそのままに、いつものスキンケアの最後に使っていただけます」
いつものスキンケアにプラスするだけなので、習慣化しやすいですね。
北島さん「深い乾燥悩みを抱えている方に、まずは気軽に試していただけるものにしたかったんです! だから使い勝手の良さにもこだわりました。乾燥性敏感肌の方々のことを考えて開発しましたが、いろいろな肌タイプの方にもお使いいだだけるスキンケア方法です」
最後に、研究・開発に込めた想いを聞きました。
北島さん「肌悩みを抱えながら、どうしていいかわからない方に寄り添いたい、頼ってもらえるものを作りたい、そういう想いで研究を続けてきました。肌を健やかに保ち、明るい気分で日々過ごしていただけるよう、少しでも貢献できたらと思っています」
キュレル『着る角層ケア』は2024年の4月から発売しています。乾燥性敏感肌の方はもちろん、いろんな肌タイプの方にも注目していただきたい、新発想のスキンケア技術を紹介しました。
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ヴェールクリエイター
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