2023年12月5日
節約アドバイザー和田由貴さんに聞く
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洗濯物が増える夏。ニオイも気になる季節だから、洗濯機を回す回数も増えがち。節約アドバイザー和田由貴さんに、毎日の負担を少しでも軽くする工夫や、洗濯でできる節電・節水対策を聞きました。
朝、起きる時間に洗い上がっているように、洗濯機のタイマー機能を活用しましょう。起きたら干すだけなので、2回洗濯してもいつもと同じ時間で終わりますよ。
汚れ物が出たら、そのつど洗っていませんか?
洗濯物はなるべくまとめ洗いを。洗濯機の使用頻度を抑えれば、節電・節水になるし、手間も減らせます。ただし、洗濯物の詰め込みすぎはNG。縦型全自動洗濯機では洗濯槽の7〜8割まで、ドラム式洗濯機では7割以下の量を目安にしてください。
洗剤選びで、時短・節電・節水に!
洗剤は、すすぎ1回でOKの「アタックZERO」や「アタックZERO パーフェクトスティック」がおすすめ。節電・節水だけでなく、時短にもなりますよ。
汚れものをためておくのに抵抗がある場合や時短には、「スピードコース」がおすすめ。自動的に使う電力が少なくて済みます。
さらに、個別の設定ができる機種なら、すすぎ1回で済む洗剤を使ってすすぎ回数を少なくしたり、脱水時間を短くしたりと、調節するといいでしょう。
機種によってはためすすぎではなく注水すすぎになって水の使用量が普通コースより増えてしまうケースがあるので、ご使用の洗濯機の取扱い説明書などをご確認ください。
洗濯物の間隔をなるべく広くとって風通しをよくしましょう。扇風機の風を当てるとグンと早く乾いてニオイを防げます。扇風機の消費電力はわずかですから、乾燥機を使うよりずっと節電になります。
部屋干し派におすすめのアイテム
部屋干しで気になるニオイ対策には洗剤と一緒に酸素系衣料用漂白剤「ワイドハイター EXパワー」を入れましょう。柔軟剤は「ハミング消臭実感」を使うとさらに効果的です。
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【監修】
節約アドバイザー 和田由貴(わだゆうき)さん
消費生活や環境問題の専門家として、また現役の主婦・母の視点から、節約術や家事情報に精通する節約アドバイザーとして幅広く活躍中。消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネルギー普及指導員、3R推進マイスター(環境省第一期国推薦委嘱)などの資格を生かし、講演、執筆、テレビ出演、新聞・雑誌・WEBでの連載など多方面で活躍。著書に『裏ワザ名人のちゃっかり!節約生活』『年間50万円は貯まるチリ積も節約術』『快適エコのライフスタイル』など。