カーテンの洗い方

レースカーテンの洗濯は意外に簡単!シワを防ぐ干し方やカビ予防のポイントも

なぜ汚れる?洗濯に適したタイミングは?

カーテンの汚れの原因

窓を開けた際に入ってくる花粉や室内のホコリ、開け閉めするときに付く手アカなど、知らず知らずのうちに汚れがたまり、黒ずみの原因に。
また、梅雨から夏にかけての湿度が高い季節や暖房で窓に結露しやすい冬は、カーテンが湿りやすく、そこに汚れがあるとカビが生えやすくなります。

洗濯に適したタイミング

洗濯したカーテンが乾きやすい気候、つまり春や秋の空気が乾燥した日や、気温が高い日がおすすめです。

レースカーテンの洗濯に用意する基本アイテム

●洗濯用洗剤
カーテンの洗濯表示に合わせて選びます。

アタックZERO

エマール

●酸素系漂白剤

ワイドハイター PRO ラク泡スプレー

ワイドハイターEXパワー

  • 洗濯表示に 漂白剤使用禁止マーク がある場合は、漂白剤(塩素系、酸素系ともに)は使えません。

●柔軟仕上げ剤

ハミング フレア フレグランス

さらに、 ●大物用洗濯ネット ●外したフックを入れておく容器 があると便利です。

洗濯前に!洗濯表示チェック

洗濯表示をチェックする

まず初めに、家庭で洗濯できるか洗濯表示をチェックしましょう。

図:家庭で洗えるかの洗濯表示

手洗いマーク新表示 手洗いマークが付いている場合、「手洗いコース」などのやさしく洗えるコースで洗うことができる洗濯機もあります。お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。
新表示 水洗いxマークマークが付いている場合は、クリーニング店にお任せしましょう。

適した洗剤と洗濯コースを決める

洗濯表示の記載に合わせて、使う洗剤と洗濯コースを選びます。

洗剤の選び方

「中性洗剤使用」または「中性」と表示のあるものは液性が中性の洗剤で洗いましょう。表示のないものは一般衣料用洗剤でも洗えます。きなりや淡い色のカーテンは、蛍光剤無配合の洗剤がおすすめです。

洗濯コースの選び方

<洗濯表示とおすすめのコース>

洗濯表示とおすすめのコースのイメージ図

汚れのある部分には「前処理」を

汚れを見つけやすいように、カーテンレールに掛けた状態で全体の汚れをチェックしたらレールから外し、カーテンからフックを外します。
汚れがひどい部分には洗剤の原液を付けてなじませておきます。目立つシミがある場合には酸素系漂白剤「ワイドハイター PRO ラク泡スプレー」をスプレーします。スプレー後は放置せず、すぐに洗いましょう。
レールやその周りのホコリがひどいときは、外す前にリビング用ワイパー「クイックルハンディ 伸び縮みタイプ」でホコリを取り除いておきましょう。

【意外と汚れている場所】

  • ・床に擦れる裾部分の黒ずみ
  • ・窓サッシや鍵付近など、頻繁に触る部分の手アカ

外したフックはなくさないように、深めの皿や容器などに入れておきましょう。

洗濯機で洗うときの4つのポイント

①たたんで洗濯ネットに入れる

大物用洗濯ネットのサイズに合わせて、タテ・ヨコの順に屏風だたみにし、ネットに入れます。汚れのひどい部分がなるべく外側にくるように折りたたみましょう。ネットに入れることで洗濯ジワが付きにくくなります。

  • 洗濯ネットの使用を推奨していない洗濯機もあります。詳細は、洗濯機の取扱説明書を確認してください。

カーテンを屏風だたみにする手順のイメージ図

②酸素系漂白剤を使う

洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れるとさらにスッキリ。液体タイプの「ワイドハイターEXパワー」なら、「エマール」などのおしゃれ着用洗剤とも一緒に使えます。

  • 洗濯表示に 漂白剤使用禁止マーク がある場合は、漂白剤(塩素系、酸素系ともに)は使えません。

③つけおき洗いをする

黒ずみや全体の汚れが気になるときは、つけおき洗いが効果的です。洗濯機の「つけおき」コースを利用しましょう。「つけおき」コースがない場合は、通常のコースでスタートし、洗濯物全体が水に浸って少し動いたところで一時停止して30分ほどおきます。その後、再びスタートして通常通りに洗います。
汚れがひどいときは、洗濯液を変えて2度洗いしましょう。

④脱水は短めにし、すぐに取り出す

長時間かけると型崩れやシワの原因になるため、脱水はできるだけ短めに設定します。また、脱水後はすぐに取り出しましょう。

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

柔軟剤を使ってワンランク上の仕上がりに

柔軟剤は香りや肌ざわりをよくするだけでなく、洗濯ジワも防ぎます。また、静電気を防ぐ効果によりホコリや花粉も付きにくくなるので、おすすめです。

カーテンの上手な干し方

干すときのポイントは以下の4つです。

①ドレープカーテンは両端にまとめておく

ドレープカーテンと二重になっている場合、風を通して早く乾かすために、ドレープカーテンをタッセル(カーテン留め)などで窓の端にひとまとめにしておきます。こうするとドレープカーテンが湿気を帯びることも防げます。

②カーテンレールにかけて干す

カーテンレールに掛けると、カーテン自体の重さでシワも伸び、取り込む手間もありません。

③形を整える

レール幅いっぱいに広げて干し、生地を軽くひっぱりながらシワを伸ばし形を整えます。

④通気をよくして早く乾かす

可能であれば、窓を少し開けて通気をよくします。窓を開けられない場合は、エアコンの除湿機能を使ったり、扇風機でカーテンに風を当てたりすると早く乾きます。

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

三ツ星シュフみっちゃんずポイント

カーテンを洗濯している間に、カーテンレールや窓周りもキレイに!

洗濯している時間を使って、窓周りの掃除をすれば、せっかく洗ったカーテンに汚れも付かず、窓周りが一気にキレイになります。

【動画でマスター】
カーテンの洗い方

You Tube video:カーテンの洗い方 ※音声あり

汚れやカビ、ニオイを防ぐ日頃のお手入れ

カビや黒ずみなどが付く前に、日頃からのお手入れが大切です。部屋の掃除をする際にはカーテンも意識してチェックしましょう。
洗濯表示に家庭で洗えるマークが付いていたら、衣類・布・空間用消臭剤「リセッシュ 除菌EX」が使えます。

花粉、ホコリの付着を抑えるために

衣類・布・空間用消臭剤の「リセッシュ除菌EX プロテクトガード」をスプレーするだけで、花粉・PM2.5・ハウスダスト・黄砂の静電気による付着を防ぎます(静電気防止成分配合)。
また、カーテンレールやサッシにもホコリがたまりやすいので、忘れずに掃除を。

カビを防ぐために

大敵は湿度。カーテンを湿気させないことがポイントです。窓を開けてこまめに換気する、窓に結露していたら早めに拭き取る、などを心がけましょう。また、衣類・布・空間用消臭剤の「リセッシュ 除菌EX」なら、スプレーするだけで防カビ効果も!(すべてのカビを防ぐわけではありません)カーテンレールに掛けると、カーテン自体の重さでシワも伸び、取り込む手間もありません。

ニオイ対策に

食べ物のニオイやタバコ、ペットなど、カーテンのニオイが気になる場合は、「リセッシュ除菌EX」をスプレーしましょう。


レースカーテンをキレイに保つポイントは、日頃からのお手入れと定期的な洗濯。上手な洗い方や干し方をマスターして、気持ちのよい明るいお部屋をキープしましょう。

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