2023年5月30日
カーテンの洗い方
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日差しや視界をさえぎるのに役立つレースカーテン、お手入れしていますか?「何年も洗っていない…」という方もいるのでは?一見キレイでも、ホコリや花粉、手アカなどで案外汚れているもの。レースカーテンを洗濯することで、リビングの明るさが変わることもあるほどです。大物も乾きやすいこの季節に、家で洗濯してみませんか。洗い方や干し方、日頃のお手入れのポイントを紹介します。
レースのカーテンのホコリを気にする人が68%も。ポイントを押さえれば、自宅でも簡単に洗濯できます。
窓を開けた際に入ってくる花粉や室内のホコリ、開け閉めするときに付く手アカなど、知らず知らずのうちに汚れがたまり、黒ずみの原因に。
また、梅雨から夏にかけての湿度が高い季節や暖房で窓に結露しやすい冬は、カーテンが湿りやすく、そこに汚れがあるとカビが生えやすくなります。
洗濯したカーテンが乾きやすい気候、つまり春や秋の空気が乾燥した日や、気温が高い日がおすすめです。
●洗濯用洗剤
カーテンの洗濯表示に合わせて選びます。
●酸素系漂白剤
●柔軟仕上げ剤
さらに、 ●大物用洗濯ネット ●外したフックを入れておく容器 があると便利です。
まず初めに、家庭で洗濯できるか洗濯表示をチェックしましょう。
手洗いマークが付いている場合、「手洗いコース」などのやさしく洗えるコースで洗うことができる洗濯機もあります。お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。
マークが付いている場合は、クリーニング店にお任せしましょう。
詳しい洗濯表示の見方はこちらから
洗濯表示の記載に合わせて、使う洗剤と洗濯コースを選びます。
「中性洗剤使用」または「中性」と表示のあるものは液性が中性の洗剤で洗いましょう。表示のないものは一般衣料用洗剤でも洗えます。きなりや淡い色のカーテンは、蛍光剤無配合の洗剤がおすすめです。
<洗濯表示とおすすめのコース>
汚れを見つけやすいように、カーテンレールに掛けた状態で全体の汚れをチェックしたらレールから外し、カーテンからフックを外します。
汚れがひどい部分には洗剤の原液を付けてなじませておきます。目立つシミがある場合には酸素系漂白剤「ワイドハイター PRO ラク泡スプレー」をスプレーします。スプレー後は放置せず、すぐに洗いましょう。
レールやその周りのホコリがひどいときは、外す前にリビング用ワイパー「クイックルハンディ 伸び縮みタイプ」でホコリを取り除いておきましょう。
【意外と汚れている場所】
外したフックはなくさないように、深めの皿や容器などに入れておきましょう。
大物用洗濯ネットのサイズに合わせて、タテ・ヨコの順に屏風だたみにし、ネットに入れます。汚れのひどい部分がなるべく外側にくるように折りたたみましょう。ネットに入れることで洗濯ジワが付きにくくなります。
洗剤と一緒に酸素系漂白剤を入れるとさらにスッキリ。液体タイプの「ワイドハイターEXパワー」なら、「エマール」などのおしゃれ着用洗剤とも一緒に使えます。
黒ずみや全体の汚れが気になるときは、つけおき洗いが効果的です。洗濯機の「つけおき」コースを利用しましょう。「つけおき」コースがない場合は、通常のコースでスタートし、洗濯物全体が水に浸って少し動いたところで一時停止して30分ほどおきます。その後、再びスタートして通常通りに洗います。
汚れがひどいときは、洗濯液を変えて2度洗いしましょう。
長時間かけると型崩れやシワの原因になるため、脱水はできるだけ短めに設定します。また、脱水後はすぐに取り出しましょう。
柔軟剤は香りや肌ざわりをよくするだけでなく、洗濯ジワも防ぎます。また、静電気を防ぐ効果によりホコリや花粉も付きにくくなるので、おすすめです。
干すときのポイントは以下の4つです。
ドレープカーテンと二重になっている場合、風を通して早く乾かすために、ドレープカーテンをタッセル(カーテン留め)などで窓の端にひとまとめにしておきます。こうするとドレープカーテンが湿気を帯びることも防げます。
カーテンレールに掛けると、カーテン自体の重さでシワも伸び、取り込む手間もありません。
レール幅いっぱいに広げて干し、生地を軽くひっぱりながらシワを伸ばし形を整えます。
可能であれば、窓を少し開けて通気をよくします。窓を開けられない場合は、エアコンの除湿機能を使ったり、扇風機でカーテンに風を当てたりすると早く乾きます。
洗濯している時間を使って、窓周りの掃除をすれば、せっかく洗ったカーテンに汚れも付かず、窓周りが一気にキレイになります。
カビや黒ずみなどが付く前に、日頃からのお手入れが大切です。部屋の掃除をする際にはカーテンも意識してチェックしましょう。
洗濯表示に家庭で洗えるマークが付いていたら、衣類・布・空間用消臭剤「リセッシュ 除菌EX」が使えます。
衣類・布・空間用消臭剤の「リセッシュ除菌EX プロテクトガード」をスプレーするだけで、花粉・PM2.5・ハウスダスト・黄砂の静電気による付着を防ぎます(静電気防止成分配合)。
また、カーテンレールやサッシにもホコリがたまりやすいので、忘れずに掃除を。
大敵は湿度。カーテンを湿気させないことがポイントです。窓を開けてこまめに換気する、窓に結露していたら早めに拭き取る、などを心がけましょう。また、衣類・布・空間用消臭剤の「リセッシュ 除菌EX」なら、スプレーするだけで防カビ効果も!(すべてのカビを防ぐわけではありません)カーテンレールに掛けると、カーテン自体の重さでシワも伸び、取り込む手間もありません。
食べ物のニオイやタバコ、ペットなど、カーテンのニオイが気になる場合は、「リセッシュ除菌EX」をスプレーしましょう。
レースカーテンをキレイに保つポイントは、日頃からのお手入れと定期的な洗濯。上手な洗い方や干し方をマスターして、気持ちのよい明るいお部屋をキープしましょう。