「いい顔の、素顔。」は、様々な分野で活躍するゲストをお呼びし、毎日をいい顔で過ごすための工夫や考え方についてお伺いする特集です。フリーアナウンサーとして活動しながら、株式会社AGRIKOの戦略事業部に勤める細田阿也がナビゲーターを務め、ゲストの知られざる素の一面を引き出していきます。
今回のゲストは、映画やドラマ、バラエティ番組などで活躍されている、俳優の加藤夏希さんです。食育アドバイザーでもあり、4児の母として妊娠・出産、子育てに関する質問に答える動画なども配信しています。
仕事と育児に奮闘する日々の中で感じていることや、4人の育児を通じて見えてきた子育てのリアル、そして保護者の負担を軽くしてくれた紙おむつのサブスクサービス『Kao すまいる登園』について、加藤夏希さんに伺います。
4人の子どもたちを育てつつ、仕事にもあらためて向き合いながら、母として俳優としてどのような生き方をしようとしているのでしょうか。加藤さんの前向きな覚悟と頑張りについて、語っていただきました。
※対談のフルバージョンは上のバナーをタップして動画をご覧ください。以下の記事は、動画の内容を一部割愛・要約・修正などを行った編集記事です。

加藤 夏希(かとう なつき)
秋田県出身。12歳の時にゲーム会社のイメージガールに選ばれ芸能界デビュー。以後、映画やドラマに出演するほか、ファッション誌のモデルとしても活躍する。2014年、オンラインゲームを通じて知り合った男性と結婚し、2016年に長女、2018年に長男、2020年に次男、2024年に次女を出産。自身のYouTubeチャンネルでは、ゲーム、コスプレ、キャンプなど自身の趣味に関する動画のほか、妊娠・出産、子育てに関する視聴者からの質問に答える動画なども配信中。2026年秋頃には、主演映画「冤罪のつくりかた」公開予定。
細田
夏希さんは、4人目を妊娠されている時に、仕事での転機を迎えられたと伺っています。
加藤
デビュー当時から所属していた事務所から別の事務所に移ることになりました。出産直前で、翌年の舞台の出演が決まっていたので、産んだらすぐに舞台に出るわけだから、気持ちをしっかり切り替えないといけないなと思いました。
細田
稽古も大変だったのでは?
加藤
稽古ももちろんですし、私のプロデュース公演だったので、舞台を成功させるために妊娠中でもいろいろとやることがあって。リモート会議や、病院で打ち合わせをすることもありました。
細田
俳優さんで、モデルも経験されて、さらに舞台のプロデュースも。何か夢みたいなのはあったんですか?
加藤
30代後半から仕事に対してのマインドが変わってきて、いただく仕事だけじゃなくて、自分で何かを生み出していきたい、好きなものをもっと仕事に反映させたいなと考え始めていました。「自分がやりたいことをやる」というのを経験したくなったんですよね。出産を控えていたので大丈夫かと周囲には心配されましたが、「大丈夫、私はできる、やれる」と思っていました。
細田
舞台はどうでしたか?
加藤
大変でしたね。稽古期間が2カ月ぐらいあって、稽古前の準備もしたいけど、家ではなるべく仕事はしないようにしていました。子どもたちが寝るまでは仕事をしないように時間帯を分けていたのですが、さすがにそうもいかなくなって「今から1時間、ママは舞台のセリフを覚えるから、お部屋に入ってこないでね」とお願いしたり。そうやってママが働いている姿を見せられたのはよかったなと思いますね。長女が舞台を見に来て、「家で練習してた時よりも怖かったよ」と言っていて、ちゃんと見てくれたんだなと思いました。その当時は大変でしたけど、無事に乗り越えられてよかったです。

ナビゲーター 細田阿也
東京都出身のフリーアナウンサー。中学の頃より始めた芸能活動を経て、裏方・仲介役に惹かれ、サッカーなどピッチリポーター、スポーツMC、ラジオパーソナリティ、ナレーターとして活動。パラレルキャリアを実践しながら、女優・小林涼子氏が代表を務める株式会社AGRIKOにて戦略事業部を担当。桜新町、白金、代々木、高輪ゲートウェイで展開する農福連携ファームの運営に携わり、障がい者雇用の推進や、子育て世代の女性が活躍できる環境づくりに向けた採用・リクルートを担っている。自身も大学生と中学生の兄弟の育児と仕事を両立しながら、日々奮闘中。
細田
第1子を産んだ時と比べて、働き方への気持ちの変化はありますか?
加藤
1人目の時は、仕事に気持ちが100%向けられませんでした。子どもが心配で一緒にいたいという気持ちが強かったので。でも子どもが増えていくうちに、いずれこの子たちは巣立っていくんだし、自分は自分の人生をちゃんと保って持っておかないと、自立しておかないといけないなと考え方が変わりました。
細田
働ける時に、自分のやりたいことにチャレンジしたいという気持ちが芽生えたんですね。
加藤
子どもの人生は子どものものであって、自分のものではありません。1人目の時は、同性だったこともあって、子どもと自分を重ねてしまいました。自分が小さい頃は、フリフリの服を着てクラシックバレエを習って姫になりたかったので、それを長女にさせようとすると、「恥ずかしくて着たくない」って。その時に、「この子は私じゃないんだ」と気付きました。彼女の人生を守っていくのは私の役目だけど、それとは別に自分の人生も作っていかなくては、という考えに向き合うようになりましたね。
細田
20代から40代にかけて、何か変わってきたところがありますか?
加藤
子どもたちが巣立った後、私たち2人だけ取り残されるんだという気持ちが夫婦であります。だとしたら、夫婦として楽しく老後を迎えられるように今から準備をしておこうと。やりたいことをやるのはもちろんですが、未来に向けてのプランを夫婦で話し合っています。そうすることで、子どもたちにとって安心した未来を伝えられるかなと思っています。
細田
俳優としての活動は、ご自身にとって欠かせないところでもありますか?
加藤
20代後半の頃、母親役を演じても子どもにどう接していいかわからなくて、おそらく母親経験がある人なら当たり前にやることが私にはできませんでした。自分の人生に奥行きがないからだと思ったので、芝居に反映できるようにプライベートを充実させる年にしようと30代で考えました。自分の役者人生の引き出しを増やす10年間にしようと思って、予定よりも子どもが多くなりましたが、その10年を経て、「よし、蓄えたぞ、行くぞ!」という感じで40代を迎えました。

細田
仕事に復帰する時に、不安だったりプレッシャーを感じたりしました?
加藤
ありました。特に1人目の時は、20kg太ったんですよ。それまで食事制限をしていたせいか、妊娠したら食欲が倍増しました。産休に入った途端に、朝からステーキに唐揚げに、と食べてばかりで。出産後はなかなか体重が戻らなくて、同年代の他の人たちはキラキラ輝いて見えるのに……。また仕事が来た時に体重を戻せるかなとか、セリフを覚えられるかなとか、半年くらいモヤモヤしていました。
細田
体型を戻すための時間も取りにくかったりしますよね。仕事マインドを保つために意識していることはありますか?
加藤
仕事をしている時は、全力で仕事をがんばることですね。そうすると、子どもと向き合った時に、自分が経験した達成感や、どう頑張ったかをダイレクトに伝えられます。ママもこういうことがあってね、と素直に話せます。
細田
リセットできる時間や、癒しの時間を取ることはできていますか?
加藤
最近、ハワイアンミュージックを聴いているんですよ。まったりとした曲調なので、いつも「急いで!」と言っているお母さんが急いでいない音楽を聴くことで、自分にストップをかけています。イライラした時はまったりゆったり過ごそうかなと思っていて、それがリフレッシュになっていますね。

細田
改めて、花王が提供している保育園向けの紙おむつのサブスク『Kao すまいる登園』というサービスについて、仕事と育児の両立に悩んでいるみなさんに、どんなメリットがあると感じますか?
※前編で実際に助けられたエピソードについて伺っています。
加藤
私の子どもたちが通っている園にも、『Kao すまいる登園』が入っています。自分のことだけでも忙しいうえに、子どもたちのこともしなくてはいけない毎日で、朝はどうしても余裕がなくなってしまいます。充電器がない!書類がない!とバタバタしている時に、おむつに名前をスタンプして枚数を用意しなくてはいけないこともあって、そうしたことがなくなるだけで、朝の準備がとてもスムーズになりました。
細田
園の先生にとっても、また保護者のみなさんにとっても、気が楽になれるんですね。
加藤
そうですよね。たとえば仕事では、大変な思いをするけど成果を得られることが多いじゃないですか。でも子育ては、達成感って何だろう、正解って何だろうってずっと模索しながら、大変なことが過ぎ去っていくことが多いと思うんですよね。その大変なことが少しでも減らしていけると、楽しい気持ちで子どもと向き合えるかなと思います。
細田
仕事と育児、家事にがんばっているみなさんに向けて、改めてメッセージをお願いします。
加藤
まずはみなさん、家事、子育て、毎日お疲れ様です。本当に大変ですよね。「私が産んだはずなのに」と思うことがすごく多いかもしれません。でも、大変さの中にたくさんの楽しいことや、幸せな出来事があると思います。
そこをかみしめる余裕は、今、ないですよね。私もないんですよ。子育ての先輩たちからは、「今は大変よ。でも後で楽になるからね」ってすごく言われます。本当かなって疑う一方で、スマホの写真をスクロールしていて、「ああ、こういう時があったな」と振り返ると温かい気持ちになります。
だから、未来の自分が温かい気持ちになるように、大変な時こそ写真を撮るようにしています。たとえば、子どもがくしゃみをした時。本人は嫌がるけど、この時に大量に鼻水が出たな、とか。癇癪を起こして暴れていたな、とか。そういうのが全部、成長の過程だなって感じます。振り返ると、「こんなにがんばっていたな」「自分のことを褒めてあげられるな」と思えるはずです。
決まった時間に子どもたちを寝かせられれば、後は大人の時間。その時間は存分に楽しんで、また子どもと向き合って一緒にがんばりましょう!

細田
素敵なお言葉をいただき、ありがとうございました。
ヘア&メイク/花王ビューティリサーチ&クリエーションセンター 形部華、吉谷真由美、濱崎夕生子
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