みんなで手あらい “一人ひとりの楽しい手洗いで、安心してつながれる社会へ” ビオレ「みんなで手あらい」の取り組み

ビオレ「みんなで手あらい」プログラムが果たす役割とは?


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花王は、これまで取り組んできた手洗い出張授業を、コロナ禍にあたり先生方に進めてもらう教材提供型に見直しました。現在、全国の小学校の50%、聾学校の70%、盲学校の80%にまで活用されています。
その教材制作に協力した東京都江戸川区立東小岩小学校の牧岡校長先生に学校での取り組みの現状を伺いながら、ビオレ商品担当の石川、次世代育成推進担当の塩澤から活動への想いを聞きました。


<対談者>
東京都江戸川区立東小岩小学校 校長 牧岡先生(校長先生)
ビオレ商品担当 石川(ビオレ 石川)
次世代育成推進担当 塩澤(推進担当 塩澤)


たくさんのお友達とふれあう場での学びを

ビオレ 石川:子どもたちの手は、社会や人とのつながりを深め、成長していく大切なコミュニケーションツールです。コロナ禍では「触らないように」と言われてきましたが、手洗いをすれば安心してつながることができます。学びの場から未来ある子どもたちに働きかけ、一緒に安心してつながれる社会を作っていきたい、それがビオレの想いです。

推進担当 塩澤:次世代を担う子どもたちに手洗いを楽しく身につけて元気な毎日を過ごしてほしいと思っています。また、手を洗うことで、家族や友達など、身近な人を守ることにつながるという『人を思いやる心』を持ってもらいたいと考えています。たくさんの友達とふれあう学校は、私たちの「みんなで手洗い」が最もお役に立てる場所だと考えています。

楽しくできるから毎日続けられる手洗い

ビオレ 石川:ビオレの『あわあわ手あらいのうた』は、歌にあわせて楽しく手洗いすることで、子どもたちが、すみずみまで時間をかけてしっかり洗えるように作りました。学校でみんなでやればより楽しく記憶に残りますよね。
 
推進担当 塩澤:子どもたちは、日ごろから手洗いをするように言われていますが、楽しいと毎日続けられます。しっかりと手洗いしたつもりでも、洗い残しがあることを知ってとても驚いたり、給食の前には歌に合わせて楽しく手洗いしてくれています。
 
校長先生:花王のプログラムは、子どもたちがイラストやアニメーションで楽しく手洗いを学ぶことができます。知識だけでなく、洗い残す場所までを実習で確認できるところがとても良いですね。

子どもたちから周りのひとへ、地域へ

校長先生:コロナ渦に、1年生が「おじいちゃん、おばあちゃんのために、しっかり手洗いをする」と言ってくれるようになりました。そして、家でもしっかり手洗いをして、家族など周りの人に洗い方を教えられるようになりました。すると、地域全体の衛生意識も向上していきました。当校はコロナ禍でも学級閉鎖は1度もなかったんです。子どもたちも、先生も、地域の方も、全員が頑張ってくれたおかげだと思います。
 
推進担当 塩澤:子どもの姿を見て大人が気づかされることもある。次世代育成活動にはそんな側面もありますね。東小岩小学校の取り組みの成果は素晴らしいですね。

実社会に近い学びを身につけてほしい

推進担当 塩澤:先生は子どもたちにとっての“伝道師”だと考えています。同じ想いを持った先生というパートナーなくしては、私たちの活動は成立しません。いつも支えていただいていることに深く感謝しています。
 
校長先生:私はできるだけ早いうちに、実社会につながる学びが大切であると考えており、企業や大学など外部人材の活用も重要だと思っています。衛生のプロである花王のみなさんのおかげで、手洗いの大切さと習慣作りを子どもたちはしっかりと身につけることができました。子どもたちにとって、一生の財産になったと思っています。

ビオレ 石川:ウイルスや菌はこの世からなくなりません。子どもたちの日々を充実したものにするためには、正しい手洗い習慣を定着させる啓発活動を今後も続けていく必要があります。ビオレは、子どもたちが楽しい手洗い習慣を継続できるよう、商品開発でお手伝いしていきたいです。今後も先生には現場の課題や要望をたくさん教えていただきたいと思います。
 
推進担当 塩澤:感染症という危機を乗り越えて社会活動を継続していくためには、一人ひとりが衛生的な社会づくりに取り組むことが大切だとコロナ禍で再認識しました。
このプログラムを体験した子どもたちが、今度は先生の代わりに衛生の大切さを伝える“伝道師”になっていってほしい。安心して一緒につながれる社会をめざして、これからも先生方とともに次世代育成活動に取り組んでいきたいと考えています。

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