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毎年花粉の飛散がピークになるこの季節。花粉症の方にはとてもつらい時期ですね。毎日の生活の中で手軽にできる花粉対策を紹介します。
室内に入ってくる花粉は、1日約2,300万個にもなります。その4割は衣類などの付着によるもので、残りの6割は換気のための窓の開け閉めやちょっとしたすき間から。窓を開けるのは10cm程度にし、網戸やレースのカーテンを閉めておくことで、室内に侵入する花粉を大きくカットすることができるので、ぜひ今日から実践しましょう。
また、カーテンの窓側面に「リセッシュ 除菌EX プロテクトガード」をスプレーしておけば、静電気による花粉の付着を抑えることができます。換気の後に、カーテンの窓側の面を窓の外で払っておくと、花粉の侵入をさらにカットできます。
外出先から室内に入るときには、玄関先で衣類についた花粉をしっかり払い落とすのを忘れずに!
実験条件:ワセリンを塗布したスライドグラスを日中(11:00~17:00)室内に放置し、 付着した花粉数を測定(花王調べ)
花粉が最も多く付着している場所は、床、次いでふとんや洗濯物、カーテン、衣類などが続きます。花粉の侵入しやすい窓際や換気口まわりにも、多くの花粉が落ちているため、重点的にしっかりとお掃除しましょう。
床のお掃除
フローリングの場合、いきなり掃除機をかけると花粉が舞い上がってしまうので、まずは、「クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート」などのウエットタイプのお掃除シートや雑巾で拭き掃除をしてから、掃除機をかけるようにしましょう。
ブラインド、サッシ、換気口などのお掃除
お掃除しにくい場所には、花粉を舞い上げずに手軽にお掃除できる「クイックルハンディ 伸び縮みタイプ」がおすすめ。手元はもちろん、手の届かない高いところや、すきまの奥等、掃除しにくい部分も1本で楽にお掃除できます。
家の中でホコリがたまりやすい場所は要チェック。目につきにくいテレビやパソコンの裏、家具のすき間なども、ホコリを舞い上げないようにきちんと除去しましょう。
洗濯には柔軟仕上げ剤を使う
衣類に付着した花粉は、洗濯で落とすことができます。その際、柔軟仕上げ剤を使うと、静電気防止効果があるため、静電気による着用中の衣類への花粉の付着を減らすことができます。
外干しの洗濯物は、よく手で払ってから取り込む
外干しした洗濯物や布団に付いた花粉は、手で払うことで4〜6割を落とすことができます。例えばTシャツなら、1枚ずつ軽く手で払うだけで、約65%の花粉除去に。
実験条件:屋外に6時間暴露し、付着した花粉数を測定(花王調べ)
スギ花粉は夜間に飛散しないといわれているため、夜干しが良いと思われがちですが、油断は禁物。日中、地面にたまった花粉が舞い上がり、夜の方が多くの花粉が付着することもあります。
実験条件:洗濯したTシャツをハンガーにかけて干し、 そのまま払わずに測定(花王調べ)