2026年7月7日
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全自動洗濯機が普及し、洗濯はボタンひとつでできる時代になりました。しかし、洗濯で迷ったり、仕上がりに不満が残ったりすることはありませんか?洗濯の基本がわかると迷いが減り、洗剤選びやちょっとした工夫で仕上がりがアップします。そこで本記事は、読者アンケートで寄せられた迷いや困りごとにお答えします。
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My Kao くらしラボ読者に、洗濯でちょっと迷うこと、困ることについてアンケートを取ったところ、最も多かったのが「衣類の汚れやシミが落ち切らない」、次いで「洗濯物のニオイ」「色落ち、色移り」「タオルの仕上がり」と続きました。ほかにも洗剤や柔軟剤の使用可否、洗濯ネットに入た方がよいのかなど、些細なことでも迷う様子がうかがえます。



My Kao くらしラボ読者から寄せられた「洗濯の迷い、困りごと」別に解決のコツを紹介します。
皮脂汚れや食べこぼしなどは前処理しないと「洗ったのに落ち切れていない」、「シミやニオイが残る」原因になりがちです。さらに、汚れは時間が経つほど繊維に定着して落ちにくくなるので、こまめに洗濯したり、気付いたら早めに洗うのが汚れ落ちアップのコツです。

枕カバーのニオイの原因の1つである酸化した皮脂は、普段の洗濯だけでは落ちにくいので、粉末の酸素系漂白剤「ワイドハイター PRO粉末」でつけ置き洗いがおすすめです。頭皮は全身の中でも皮脂腺が全身で最も多く、顔のTゾーンの2倍以上あり、皮脂の分泌量が多いのが特徴です(出典:花王ヘアケアサイト 頭皮のしくみ)。寝汗に含まれる皮脂やたんぱく質をエサに雑菌が増えると、ニオイの原因になるだけでなく、放置すると酸化して黄ばみにもなります。

裏返して洗うことが推奨される場合が多いです。靴下は裏側に伸縮性のある「裏糸」が編み込まれているため、皮脂などのたんぱく質汚れが絡みやすくなっています。
ただし、農作業やスポーツ等で土・泥汚れのついた靴下のように、外側の汚れのほうがひどい場合は、裏返さずに洗うのをおすすめします。普段使いの靴下を洗濯ネットに入れて洗濯する人もいますが、汚れ落ちを重視するならネットに入れず、そのまま洗濯するのがおすすめです。
油分や色素を含む汚れは落ちにくいので、気付いたら汚れの種類にあった前処理をして、すぐにほかの洗濯物と一緒に洗濯しましょう。
●詳しいシミの落とし方はこちら
節水を考えると、お風呂の残り湯を使うほうがいい?なるべく洗濯物はまとめてというけれど・・・、何でも一緒に洗っていいの?など、迷うことがあるようです。
「アタック」や「ニュービーズ」などの一般衣料用洗剤には、汚れが衣類に付着するのを防ぐ働き(再汚染防止効果)があるので、残り湯を「洗い」に使うことができます。ただし、お湯の汚れがひどい場合は、洗浄力が低下することがあるので、ご注意ください。「すすぎ」には、水道水などきれいな水を使いましょう。
花王の「バブ」や「エモリカ」などの入浴剤を使った後の残り湯も使えます。

「アタック」シリーズや「ニュービーズ」などの一般衣料用洗剤には、汚れが衣類に付着するのを防ぐ働き(再汚染防止効果)があるので、基本は一緒に洗濯しても大丈夫です。心配なら、「ワイドハイター」などの酸素系漂白剤を併用するか、ニオイ汚れが気になる衣類だけ、酸素系漂白剤でつけ置きしてからまとめて洗うと安心です。

詰め込み過ぎで洗うと、洗剤液が十分に行き渡りにくくなり、汚れ落ちが極端に低下します。また、すすぎも不十分になり、洗濯物のニオイのリスクも上がってしまいます。
1回の洗濯物の適正量は、縦型・ドラム式ともに洗濯槽の7~8分目までです。
「ハミングフレア アロマビーズ」などの香りビーズは、お洗濯の始めに洗濯槽に入れた衣類の上に振り入れます。自動投入機能付きの洗濯機の場合も、洗濯槽に直接入れます。「ハミングフレア アロマビーズ」には柔軟成分は配合されていません。洗剤や柔軟剤、漂白剤はいつも通りに入れてお使いください。
「アタック」シリーズや「ニュービーズ」では、一定時間であれば濡れた状態で放置してもニオイが発生しにくい*ことを確認しています。長時間放置してしまい、ニオイが気になる場合は、洗い直しをおすすめします。
洗濯してきれいにしているのに、気付くと黒ずんでいたり、色ムラになったりして気になることもあるようです。

汚れの蓄積が原因です。洗濯機に詰め込み過ぎた状態で、衣類の量や水量に合わない洗剤量で洗い続けると、汚れが落ちにくくなり黒ずむことがあります。また、柔軟剤の入れ過ぎを繰り返すと衣類に過剰に蓄積し、洗濯の汚れ落ちが悪くなることも要因のひとつです。気付いたら濃いめの洗剤液でつけ置きしてから洗い、取れないときはつけ置き洗いを数回繰り返してください。酸素系漂白剤が使える衣類であれば、「ワイドハイター PRO粉末」でつけ置き漂白するのも有効です。
淡色・パステル色・生成りの衣類には、もともと蛍光剤は使われていないことが多く、蛍光増白剤(蛍光剤)入り洗剤で洗った場合、蛍光剤の付着により色味が変わって見える場合があります。蛍光剤が原因なら、蛍光剤なしの洗剤で繰り返し洗うと徐々に薄まります。
タオルの肌ざわり、お気に入りの服の風合い、デニムの色味など、仕上がりにこだわりたい衣類は誰にでもあります。
洗濯を繰り返すとタオルの繊維は少しずつ痩せていきます。ほかにもゴワゴワの原因には、洗濯物の詰め込み過ぎで汚れ落ちが悪くなったり、柔軟剤の入れ過ぎでパイル(繊維の毛足)が立ち上がりにくくなったりすることも。洗剤も柔軟剤も適量を守りましょう。夏は長時間天日干しで乾き過ぎて硬くなることがあるので、乾いたらすぐ取り込むか、陰干しがおすすめです。
●詳しいタオルの洗濯方法はこちら
タオルは、干す前にふりさばいてパイルを立ち上げると、ゴワゴワ解消に効果的です。
You Tube video:タオルをふわふわに仕上げるコツ ※音声なし
脱水時間を分けましょう。シワを避けたい衣類は洗濯ネットに入れ、脱水は「短時間」に設定します。洗濯終了後、シワを避けたい衣類は洗濯ネットごと取り出し、しっかり脱水したい残りの衣類だけで再度脱水するのがおすすめです。洗濯物が多いと、脱水時間も長くなり、綿・麻などの植物繊維や、レーヨン、キュプラなどは強いシワができやすくなります。


色味を維持したいなら、色あせ防止成分配合のおしゃれ着用洗剤「エマール」などがおすすめです。衣類同士の摩擦で表面が毛羽立ち、白っぽく見えてしまうのを防ぐために、デニムを裏返して洗うのもおすすめ。裏返したまま干せば、日光の紫外線による色あせ対策にも有効です。乾きにくいアイテムなので、ピンチハンガーでウエスト部分を複数箇所つまみ、筒状に広げて干すのがおすすめです。

風合いを保ちたくて「デニムを全く洗わない」のはおすすめできません。皮脂や汗で生地が傷んだり、変色したり、雑菌によるニオイやカビの原因になるため、適度な洗濯は必要です。
日々の洗濯で、うっかり起きがちな洗濯トラブルのリカバリー法や対処法を紹介します。
日焼け止めに含まれている一部の成分が、塩素系漂白剤(ハイター等)と反応してピンク色に変色した可能性が高いです。生地自体が変色したわけではありません。衣類に残った日焼け止めを、洗浄力の高い濃縮タイプの液体洗剤(「アタックZERO」など)でもみ洗いして落としましょう。
You Tube video:塩素系漂白剤でピンク色になった時の回復法(花王PR)

手間かもしれませんが、いつものように洗剤を使って、洗い直すことをおすすめします。雨には空気中のちり・ホコリ、ミネラル分、黄砂など汚れが含まれることがあります。
洗濯で散らばった、ゼリー状の高分子吸収体(ポリマー)やパルプ片は、乾くと衣類から取れにくくなります。脱水後、乾かす前にブラシなどで落としたり、粘着テープで取り除きましょう。乾燥後に残っている場合は、再度ブラシをかけるか、振るい落とします。
洗濯槽内部に付着したものは、ティッシュなどで取り除き、取りきれないときは1度水をためてすすいでください。排水されないなど不具合が生じた場合は、洗濯機メーカーにご相談しましょう。
なるべく早く処下着に残った粘着剤(のり)を指でできるだけ取り除いてから洗濯します。残ったままにしておくと、取れにくくなります。
自宅で洗えるか?いつもの洗濯コースでいいのか?色落ちしやすいのか?洗濯表示を正しく読めると、迷いや失敗のリスクを大幅に減らせます。


「洗濯機で洗える」「手洗いができる」マークが付いていれば、自宅で洗えます。家庭で洗えないマーク
が付いている場合は、クリーニング店にお任せしましょう。
洗濯表示の
は、洗濯機の「おしゃれ着コース」などで洗えます。洗い桶のマークの下の横棒は、棒が多いほど弱い力で洗う指示です。
手洗いマーク
の場合でも、洗濯機に「おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースがあれば、洗濯機で洗えるものもあります。お使いの洗濯機の取扱説明書で確認してください。
標準コースは水流・回転が強く、すすぎ・脱水も長めで普段着向きです。手洗いマークの衣類をネットに入れても、標準コースで洗うと他の洗濯物の重みで負担がかかり、型崩れ・シワ・毛羽立ちの原因に。手洗いマークの衣類は、「エマール」などのおしゃれ着用洗剤を使い、洗濯機で洗う場合は「ドライ/おしゃれ着コース」などのやさしく洗えるコースで洗い、脱水は短めがおすすめです。
色落ちして他の衣類に色が移ると、元に戻すのは難しいです。洗濯表示に単独洗濯や色落ち注意がある場合は、初回は必ず単独で洗いましょう。
【注意表記の例】
色落ちしないことを確認できたら、2回目以降は他の衣類と一緒に洗濯しても問題は少ないでしょう。濡れた状態で放置すると色移りする場合がありますので、注意しましょう。
【洗濯表示の例】

乾燥のマークで、タンブル乾燥が使えるか/直射日光がOKか/ハンガー干しできるのかが分かります。ニットなどハンガー干しが適さない衣類には、平干し推奨のマークがついています。ドラム式洗濯機で最後まで乾燥したいときは、「タンブル乾燥不可」の衣類は分けて洗うか、乾燥工程に入る前に取り出しましょう。
スポーツウェアは、陰干し推奨のものが少なくありません。速乾・伸縮素材(ポリエステル、ポリウレタンなど)は直射日光や紫外線で劣化しやすく、色あせの原因にもなります。お気に入りは風通しのよい日陰で干すと、色も生地が長持ちします。
●詳しい洗濯表示の見方はこちらから
洗濯は、できれば手間なく一気に終わらせたいもの。でも迷うことや、黒ずみや色落ちなどの失敗は避けたいものですよね。表示を確認すると迷いも減り、洗濯コースを選ぶなど少しの工夫だけでもリスクはぐっと減り、仕上がりの満足度も上がります。
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