【もったいないを、ほっとけない。そのワケ】
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今回の“ほっとけない。”テーマ は、「頑張るアイツを、凹ませたくない。」です。廃棄PETを活用した、アスファルトの改質剤についてご紹介します。
実は、使用済みのPETボトルはその全てが再びPETボトルに生まれ変わるわけではないんです。そこで、PETボトルに生まれ変わらなかった「廃棄PET」を活用して、花王はある“製品”を開発しました。
道路や駐車場にはアスファルトが使われていることはご存じですよね。タフに見えるアスファルトですが、太陽が照り付け、雨に打たれ、絶え間なく車が走ることによって、どうしても凹みやすくなってしまいます。
地面でじっと頑張るアイツをほっとけない。
と、いうわけで花王は廃棄PETを活用して、アスファルトの耐久性をパワーアップさせるアスファルト改質剤を作ったのです。
花王のアスファルト改質剤を使うと、約5倍※に耐久性がアップ。つまり、アスファルトが凹みにくくり、削れにくくなります。つまり道路の改修工事を頻繁にしなくても済むということ。
※一般的な舗装(改質Ⅱ型)とわだちの深さを比較(ニュートラック1%配合時 往復走行回数で約1000回)
元は「廃棄PET」だったのに、この改質剤すごいのです。
少々マニアックすぎたかもしれませんが、今回の「もったいないを、ほっとけない。」は、花王が作ったアスファルト改質剤のお話でした。